ところどころは水面も見えないくらいに
植物が生えている瓢湖。
それにここは鳥の宝庫というのですが、
まだあまり多くはいませんね。
空を見上げたら、鳥の大きな団体が
飛び回っているので、
今は朝の運動の時間なのかもしれませんね。
それともこれからハクチョウが飛んでくる、
渡りのはざまなのかなあっていう気もしますね。
鳥の季節感はよくわかりません。
水は、クリアに綺麗というよりは、
適度に養分も含んでいるような
緑色をしています。
もっと夏場は水質が荒れるのかなあ。
生活排水は入ってこないのかなあ
とちょっと心配もしたりします。
湖の合間の池の形が瓢箪みたいなので
瓢湖と名付けられた湖で、
それがどう変化したのかわかりませんが、
今は瓢箪とは言いにくい形です。
でも二つの大きな湖にそれとなく
分かれているので、
片側の大きい方の周りを歩くことにしました。
全体の3/4くらいを歩いたところで、
今回最大の鳥群に会いましたよ。
ハクチョウがいっぱいいます。
くちばしの根元が黄色っぽい色を
付けていますので、
コハクチョウではないですね。
ハクチョウは現在飛び回る最大の鳥で、
一見おとなしいのですが、
雛がいたりする頃は
人間にも攻撃的になるそうです。
シベリアあたりから、
冬季にこちらに飛んできたり
するそうですが、ここには
年中みられる個体もおおくいるそうです。
その団体の方に歩いて行っても、
配列は乱れることなく、
こちらの気配を伺う程度で逃げません。
ていうかそれより寄ってきて
くちばしで叩き回されるんじゃないか
と若干の恐怖がうまれてくるほどでした。
大きな足音を立てないように
静々と歩いてゆきます。
そして群れの横を去り
池の中にある橋を渡って
進んでいきますと、
鳥の観察センターもありますね。
また、大きなあやめ園なんかもあり、
瓢湖すいきん公園と名付けられています。
この日はあいにくの雨でしたが、
まあ湖面のきれいな瓢湖をバックに
一枚記念写真を撮影しておきましょう。
これがこの湖に水を運んでくる水路ですね。
きれいな水が流れ込んでいるようです。
さあ、これで瓢湖もじっくり見てきましたね。
冬場のハクチョウの撮影ニュースがたのしみです。
この日の帰りなんですが、
もし長野県周りで帰るのなら、
ここから南の方へと進んでいけばいいのですが、
そういえば佐渡の姿を
まだ見ていませんので、
帰路も来た時と同じコースを
たどって帰ることにしました。
この後天気も悪くなりそうなので、
長野の山越えはしんどいかも
しれないしなおさらです。
では瓢湖からまた新潟の方へと
戻ってゆくことにしましょう。
帰り道は阿賀野でまた道の駅に
入りのんびりと休憩したうえで、
新潟市内の佐渡へ渡る汽船乗り場の
方へと向かってゆくことにしました。
どんどんと海に向かって
走ってゆきます。
目指しているのは「朱鷺メッセ」
という施設です。
コンベンションセンターと
ホテル・業務施設などを内包する
超高層建造物から成る
複合一体型コンベンション施設
として観光名所の一つです。
名前からして朱鷺でも飼って
いるのかなあと思いましたが、
それはなかったですね。
そんな貴重な鳥を飼っているわけは
ないだろうと思われるかもしれませんが、
絶滅したといわれていた朱鷺も、
今は日本には600羽近くいるそうですから、
もしかしたらこちらにも
いるかもと思っていたのですが、
さすがにそれはなかったですね。
続く
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