ぼくらわ 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で 11月20日まで開催している<没後110年 カリエール展 セピア色の、想い(パンセ)。>を見たのだ
今回の感想わ えこうの任せるのだ
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館 <没後110年 カリエール展 セピア色の、想い(パンセ)。> 11月20(日)まで
http://www.sjnk-museum.org/program/4196.html
作品リスト
http://www.sjnk-museum.org/wp/wp-content/uploads/2016/09/20160910_list.pdf
展示構成
Ⅰ.画家カリエールの誕生から国家買い上げまで(初期~1885年頃)
Ⅱ.母性、子どもたち、室内(1885年頃~1890年頃)
Ⅲ.サロンからの独立、著名人の肖像(1890年頃~1900年頃)
Ⅳ.晩年(1900年頃~1906年)
カリエールの子孫にあたるミランご夫妻のコレクションを中心に88点を展示しており、最後に収蔵品コーナーも15点ほどありました。
気になった作品
5.羊飼いと羊の群れ
主題は、バルビゾン派のミレーから、淡い色彩の表現はJ.M.ウィリアム・ターナーの影響と考えられるそうです。
8.正面向きのカリエール夫人
胸元の金のネックレスに手を置き、正面を向くカリエール夫人。背景も茶色系で暗く、黒い服を着ているので、彼女の白い肌とネックレスが際立つ。顔は少しぼかした感じに描かれているが、彼女の視線の強さを感じる。
17.手紙
19.エリーズの指に包帯を巻くカリエール夫人
左の小指を怪我した娘のエリーズに包帯を巻こうとしている母(カリエール夫人)。母の慈愛に満ちた表情と、痛みのそぶりを見せないエリーズが可愛い。
26.室内
室内に椅子がぽつんと1つで人物は描かれていない。色がセピア調だから、見ているとのノスタルジーを感じる。カリエールの人物を描いていない作品って、珍しいのでは?
37.ポール・ガリマール夫人の肖像
椅子に横たわるポール・ガリマール夫人、白のドレスに所々にあしらわれたピンクの装飾が美しく優雅。
47.もの思いにふける女
展示していた中で1番良かった作品、習作のような気がするが、この頬杖をつく横顔の女性は美しくずっと見ていたくなる。
あと、最後の収蔵品コーナーで展示していた、東郷青児の<レダ>・<花炎>も良かった。
<カリエール展>は、小さめな作品が多かったですが、フランスから来ている作品が多く、そう見る機会はないと思うので、オススメだと思いますし、特に母と子や、子どもを描いた作品は素晴らしかったです。
この後わ 美術館から徒歩5分程度の場所にある<麺屋 翔 本店>でランチをしたんだけど そのことわ また 今度書くのだ