ぼくらわ 東京都写真美術館で 11月13日まで開催している<杉本博司 ロスト・ヒューマン>を見たのだ
今回わ ぼくが感想を書くのだ
東京都写真美術館 <杉本博司 ロスト・ヒューマン> 11月13日(日)まで
https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-2565.html
作品リスト
https://topmuseum.jp/upload/3/2565/sugimoto_list.pdf
https://topmuseum.jp/upload/3/2565/sugimoto_list_0903.pdf
東京都写真美術館が リニューアルして 初めての展覧会なのだ
3階わ <今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない>が展示していて 33のシナリオがあって そのシナリオに合わせたインスタレーションになっていて そのシナリオわ 33人の著名人が代筆していて書いてあるのだ
2階わ <廃墟劇場>と <仏の海>が展示していたのだ
気になった作品なのだ
まずわ 3階<今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない>の展示から紹介するのだ
no.20の<ラブドール・アンジェ>なのだ
覗き込む窓のようなところから 杉本博司のジオラマシリーズの<オリンピック雨林>が壁に飾ってあって その前に 椅子に横たわるラブドールのアンジェがいて 人のいない世になったのに アンジェが 新たな人が来るのを待っているかのように見えて 寂しそうな感じがしたのだ
アンジェの肉筆わ ちょっと読みづらいので 作品リストに同じ文章が載っているので そちらで読んだ方がいいかも?なのだ
no.8の<美術史学者>なのだ
杉本博司の白黒の稲光の写真<放電場>が前面の壁に縦に2点と 後ろの壁に1点あって 前面の壁の前にわ お寺の木を使った台の上に<雷神>の像が鎮座しているのだ
前面の壁にわ 三角の隙間があって そこから光が漏れていて その光の稲光のように思えたのだ
ここのインスタレーションわ 雷神と<放電場>のお写真で すごくかっこよかったし 1時間に1回だけ 機械の放電も見れるのだ
no.2の<比較宗教学者>なのだ
杉本博司の<ラストサパー サンディ>わ 色褪せてというか ダメージを負っていて それが年月を経た感じに見えて 人類のいなくなった後の世の虚無の空間に思えたのだ
このブースにわ マリア像の絵画や 十字架のキリスト 赤ワインの空瓶などがあったのだ
3階のブースわ 33通りのシナリオで どれもあり得そうで 文章を読んでいて ちょっとゾクッとしたのだ・・・
2階のご紹介なのだ
<廃墟劇場>わ 9点あって 廃墟の劇場に映画を1つ流して 映画が終わるまで シャッターを開けっ放しにして撮ったものなのだ
作品の正面の床にわ 流した映画の簡単なあらすじが載っていて 廃墟の劇場のスクリーンが 白く写って輝いていて キレイだったけど 人がいない世で 機械(映写機)だけが動いている世界に思えたのだ
廃墟劇場の壁の裏にある<仏の海>わ ぼくらがすっごく見たかった作品で 三十三間堂の千手観音を撮ったものが9点展示されていたのだ
見ていると落ち着くとか 救われるような 荘厳な世界を 写真に収めているように感じて 人がいなくなった 仏の世界だと思ったのだ
あと この展示にわ <海景五輪塔>が1つ展示してあって 照明が当たって出来たプリズムがキレイだったし その<海景五輪塔>越しに<仏の海>を見るのも良かったのだ
<杉本博司 ロスト・ヒューマン>わ 3階から2階へと 展示を見ていくと 人がいなくなった世と いなくなって機械だけが動いている世界 そして 仏の世界 3つの世界を表現していたのかなぁ~ って思ったのだ
あと 2週間ほどで終わってしまうけど 東京都写真美術館がリニューアルしてから 最初の展示だし 見ていていろいろと考えさせる展示で オススメだと思うのだ
この後わ 美術館から恵比寿駅の方面に向かってある<アンティーカ・ピッツェリア・ダ・ミケーレ 恵比寿>でランチをしたんだけど そのことわ また 今度書くのだ