ぼくらわ 東京都美術館で3月26日まで開催している<ハンマスホイとデンマーク絵画>を見に行ったのだ
今回の感想わ えこうに任せるのだ
東京都美術館 <ハンマスホイとデンマーク絵画> 3月26日(日)まで
https://www.tobikan.jp/exhibition/2019_hammershoi.html
特設サイト
https://artexhibition.jp/denmark2020/
作品リスト
https://www.tobikan.jp/media/pdf/2020/hammershoi_worklist.pdf
展示構成
1 日常礼賛ーデンマーク絵画の黄金期
2 スケーイン派と北欧の光
3 19世紀末のデンマーク絵画ー国際化と室内画の隆盛
4 ヴェルヘルム・ハンマスホイー首都の静寂の中で
ハンマスホイの展覧会は、2008年に開催して以来12年振り、その時はハンマースホイの名前だったのですが、今回はハンマスホイとなっており、彼の作品だけでなく、デンマーク絵画もあり、合わせて86点を展示しています。ちなみにハンマスホイの作品は37点。
気になった作品
8.コンスタンティーン・ハンスン 果物籠を持つ少女
デンマーク絵画の黄金期の画家の一人だそうで、何と言っていいか理由は分からないが好きな作品、のちにハンマスホイが所有していたそうです。
30.ピーザ・スィヴェリーン・クロイア 詩人ホルガ・ドラクマンの肖像
詩人のホルガ・ドラクマンが庭?森の中で、椅子に座り、詩を考えているみたい。木々のの間からこぼれた光の表情がいい。
36.ユーリウス・ポウルスン 夕暮れ
夕日が沈む黄昏時、上空には夜の青、地平の間際には陽のオレンジ色のグラデーションが美しい。あと、中央に描かれている2本の木は逆光となってぼかして描いており、幻想的。
40.ヴィゴ・ヨハンスン きよしこの夜
スケーイン派を代表する画家の一人だそうで、1890年12月24日の画家の家の情景だそうです。暗い部屋クリスマスツリーの明かりが灯る中、子供たちがツリーを囲んでいる。これはデンマークの伝統的な風習で、子供たちの楽しそうな表情をみるとほのぼのするし、ツリーの灯がいい。
45.ピーダ・イルステズ ピアノに向かう少女
46.ピーダ・イルステズ 縫物をする少女
ピーダ・イルステズは、ハンマスホイの妻イーダの兄で彼の親しい友人の一人。2つの作品を見た印象は明るいハンマスホイだと思いました。間違っているかもしれないが、親しい友人とのことなので、影響を受けたりしたのかも?
59.ヴィルヘルム・ハマスホイ 画家と妻の肖像、パリ
最初に展示していた作品。新婚旅行先のパリで描かれたもので、ハンマスホイは固い表情をしているが、妻のイーダは照れがあるというか、初々しい表情をしている。
妻のイーダは、ハンマスホイの作品に欠かせないモデルとなるそうです。
64.ヴィルヘルム・ハマスホイ 室内、ラーベクス・アリ
ハンマスホイの室内の作品って、グレーとかのイメージがあるが、載せた画像の色がちょっと悪いのですが、こちらはピンクの部屋。でも、華やかよりも落ち着いた色で、見ていて心地よい空間。
70.ヴィルヘルム・ハマスホイ 室内
1897年10月から翌年の5月までロンドンに滞在、その時の仮住まい描いたのもので、静寂というよりも時が止まっているかのように思える作品。
73.ヴィルヘルム・ハマスホイ 背を向けた若い女性のいる室内
展覧会のメインビジュアルになっている作品で、この作品が展示している中で1番良かった。
あと、ハンマスホイの<ロンドン、モンタギュー・ストリート >も良かった。
2008年以来、12年振りの多くのハンマスホイの作品を見ることが出来て良かったですし、私が見た時は、混んでなかったので、ハンマスホイの作品を静寂の中堪能出来ました。
あと1ケ月くらいで終わってしまいますが、混雑しないうちに見に行った方がいいと思いますし、静かな環境で見るとより素晴らしく感じると思いますよ。
巡回情報
山口県立美術館 4月7日(火)~6月7日(日)
この後わ 亀戸駅に移動して<リンシェメ>でランチをしたんだけど そのことわ 今度書くのだ