どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『トーハク(東京国立博物館)の総合文化展(常設展)なのだ

2020年12月17日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ 見たい作品があったから トーハク(東京国立博物館)に行って 常設展にあたる総合文化展を見たのだ

トーハク(東京国立博物館)
https://www.tnm.jp/




まずわ 平成館1階で 2021年1月11日まで展示している 特集展示の<世界と出会った江戸美術>を見たのだ

世界と出会った江戸美術
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2063

作品リスト
https://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=6456




4年ぶりにお会いできた 重要文化財<悲しみの聖母(親指のマリア)>なのだ


ぼくのいない写真も載せるのだ


ぼくらわ この作品を見たかったので 今回トーハクに行ったのだ

4年前わ 聖母像ってタイトルだけど 今回わ 悲しみの聖母もタイトルになっていたのだ

1708年に屋久島に潜入したイタリア人宣教師シドッチが携行していたもので カルロ・ドルチの作風に似るって 解説に書いてあって 国立西洋美術館のわ 憂いを帯びた優美な聖母様って感じだけど トーハクのわ 銅板に描かれた油彩で 荘厳さと悲しみが合わさったような作品に思えて カルロ・ドルチの弟子あたりが描いたんじゃないかなぁ~ って思っているのだ


他にも気になった作品を載せるのだ

高橋由一<洋人捕象>なのだ ※展示終了


西洋人が異国の地で象を追う いわゆるスポーツハンティングを主題とした作品だそうなのだ


安田雷洲<草花図扇面>なのだ



<IHS七宝繋蒔絵螺鈿書見台>なのだ


解説にわ こう書かれているのだ
『キリスト教の聖書を置くための台。イエズス会を示す「IHS」と十字架と三本釘とハートから構成された紋章が蒔絵と螺鈿で表されている。一枚の厚板を切り込んで、折り込める構造に作られている。この構造は、イスラーム教のコーランの書見台を模倣したものとされる。』

螺鈿がキラキラでキレイなのだ


この後わ 本館から見たのだ

<木版両界曼荼羅図>なのだ ※12月20日まで


左の作品なのだ


右の作品なのだ


見えづらいと思うので クリックすると もっと大きな写真で見れるのだ
 

両界曼荼羅わ 真言密教の教義のよりどころとなる 『大日経』と『金剛頂経』との二つの経典に説かれる内容を図絵化したものだそうなのだ


重要文化財<般若菩薩像>なのだ ※12月20日まで


仏の悟りの智慧である般若を擬人化した菩薩像だそうで 六本の腕わ 悟りに至るための6つの実践徳目である六波羅蜜を表すとされるそうなのだ

ふんわりとした彩色が美しくて 部分でも撮ってみたのだ






鈴木春信<火鉢を囲む二美人>なのだ ※展示終了



歌川国芳<人かたまつて人になる>なのだ ※展示終了


タイトルの通り 人が集まって 人を表していて 面白いのだ


重要美術品で 喜多川歌麿<針仕事>なのだ ※展示終了


三枚続きの浮世絵版画で 夏姿の女性達が夏衣を仕立てているそうなのだ

左の作品の 透かして見る 衣がキレイだったのだ



重要文化財で 野々村仁清<色絵月梅図茶壺>なのだ ※2021年2月14日まで


違う角度からも撮ったのだ



並河靖之<七宝花蝶文瓶>なのだ ※2021年2月14日まで


並河靖之わ 線を貼り付けて仕切り ガラス質の釉薬を施す「有線七宝」を得意としていて 精緻な七宝作品で美しいのだ


ぼくら的にわ 4年ぶりに親指のマリアにお会いすることが出来た それにつきるし 他にも 仏画も美しかったし 歌麿の針仕事も良かったのだ

来年も見れる作品があるし 年始のトーハクわ 素晴らしい作品が展示するので それに合わせて行くのもアリだと思うのだ


この後わ 北参道駅に移動して<ボガマリ・クチーナ・マリナーラ>でランチをしたんだけど そのことわ 今度書くのだ