90ページの雑記帳-2(丼・行・ぶろぐ。)

ようこそいらっしゃいませ。
自分の文章力も省みずに(笑)、旅の話を主に色々と書いていきたいと思います。m(_ _)m

18きっぷDE乗り鉄&カツ丼な旅【part2】

2007年08月06日 | 「て・つ」な旅(プチ鉄道旅行)

前編からの続き。)

直江津は、JR東日本のテリトリー。いきなり“東日本”らしい特急電車と遭遇、ちょっとテンション上がります^^ 


そして、ここからの乗り継ぎ電車は、旧国鉄型の近郊車(113系か115系…どっちか区別つかんかった…)の長岡行き。自転車の置き場所に困るので、またロングシートに着座。長いと言うか、“飽き”から来た疲れが出てきて、半分近く寝ておった。。。そのなかでも、米山から笠島にかけては、日本海の海岸線真横の海沿いに走る、鉄道写真でも良く見られる好景色の地で、思わず前景に見とれた一瞬だった。でも、そのほかの区間では、長岡の近くまで殆ど寝てしまっていたのでした。


長岡で、最後の乗り継ぎ、新潟経由吉田行きに乗り換え。最後の区間は、本当に“飽き”てました。。。とくに、コメ所越後地域の特性とは思いつつも、田んぼと小さな町の繰り返しで、同んなじ景色が延々と終わらないような気がしてくる。1駅毎に新潟まであと何駅ってカウントダウンしながらの乗車になる。
新津では新潟を目前にして、特急連絡で10分ほど停車。もう目前やのに、、、思わず別料金払って特急に乗ったろか、、、とか思ってしまいました。まぁ、思ってみただけなんですけど・・・ ^_^;
新津を発車したら、もう1駅1駅がまどろっこしくて、途中萩川あたりから席を立って、新潟到着したら1番手で飛び降りてやろうって勢いでドアの前に仁王立ち状態。…そして、やっとの思いで17:30定刻、新潟駅に到着しました。勇んで電車を降りました。


新潟には、2年前にバイク旅で来ているのと、そのときの記憶を活かして地図の下調べをして来ているので、だいたいの場所は何んとなくわかる。万代町の観光向けバスのバス停に、「犬夜叉」のイラストが入ってるのを発見。


帰宅後調べてみたら、漫画家の高橋留美子先生は新潟の出身だってのが縁で、観光ループバスのキャラクターに使われているのだった。う~ん、ごぉぢゃすじゃのー、と思ってしまいましたが、ループバスのキャラクターにはもう一つ、水島新二氏の「ドカベン」バージョンもあるらしいのですが、そちらならそんなふうには思わなかったことでしょう。。。(単なる個人の嗜好なので悪しからず… ^_^;)


下調べしてたとは言え、距離感がつかめずにいたので、まだ中間地点くらいかなー、とか思いながら漕いでたら、いきなり巨大な壁のようなパチンコ屋の隣にこじんまりと佇む今回の最終ターゲット、『とんかつ政ちゃん』を発見!! …長い道のりでありました。朝4時半に起床して車から自転車リレーして漕いで、1番電車から延々乗り継ぎを繰り返して、もう夕方。遠かった。とにかく遠かった。
…でも、遠くまで来ただけの甲斐のあるおいしい醤油たれカツ丼を食せました。


『とんかつ政ちゃん』のカツ丼については、こちらの記事もご覧ください
m(_ _)m

醤油たれカツ丼を食うたら、後は、「夜行快速ムーンライトえちご」の時間までの時間で新潟市内フラフラタイムにするしかない。『とんかつ政ちゃん』の店から3km程のところに、新日本海フェリーの新潟港があるので何んとなく見に行ってみます。夜の出港があって、港が動いてると思ったから。
2kmほど漕いで見えてきた港の風景は、広大な敷地の照明が落ちて真っ暗闇の中。本日の営業を終えていた。あまりにも寂しい光景だった。
同じルートをまっすぐ戻って、さらに市街へと進み、みやげ売ってるところを探したりネットカフェがないか探したりと、いろいろと時間潰しに鰍ゥってたけど、9時半ころから完全にヒマ状態になって、新潟駅の待合室にて『esぽん』で醤油たれカツ丼の文書作成モードで更なる時間潰しへ。。。
そのうち缶ビールでも飲みたくなってきたけど、待合室は禁煙禁酒であったので、23時前にビール飲むために(笑)少し寒いけど「ムーンライトえちご」の来るホームに出た。向かいのホームには新大阪行き急行「きたぐに」が停まってる。


これに乗れたらば明日朝8時頃には京都に戻れるが、今は貧乏旅人18きっぱーなので、望むべくもない・・・。

さて、今宵の仮眠宿、夜行快速・「ムーンライトえちご」は、なかなか入線せずに、発車10分前位にやっと入ってきた。自転車置きスペース確保を最優先にやらないと、他の乗客さんに迷惑かけてしまう。なんとかデッキ周辺のスペースに固定させた頃には発車時刻が迫ったので、「ムーンライトえちご」の写真は撮れず終い。残念。朝、新宿着いたら撮ろうと思う。。。
指定席に座して、このときのために金沢で仕入れた日本酒を開け、寝酒とする。300mlは一気に空けると絶対朝には二日酔いが来ると思うので、半分位でセーブ(^_^; 途中、長岡あたりまではぼんやり車窓を覗いてたが、そこから先はいつの間にか寝てしもた。
途中、水上駅を発車したときに一瞬目が覚めたがこれもすぐ眠る…。


   ・ ・ ・ ・ ・


次に気がついたときは既に東京都内だった。東京都区内で見聞きする駅名地名が次々に車窓を過ぎ去る。夜行電車で夜を明かすのも10年以上振りです。

早朝の終点、新宿に降り立つと、ものの5分程で東京行きに乗り継ぎ電車があった。乗れそうやん、と思いながらついつい先を急いでしまったので、「ムーンライトえちご」撮り直すのも忘れてしもた。orz

新宿から東京までの中央線のわずかな乗車の間に、かなりウトウト居眠ってしまった。

…久々の座席夜行電車は、さすがに眠りが浅かった様です。かなりつらい。
東京5:46発の沼津行きは、この激眠のからだとラッシュ時間帯に跨ることを考慮して自転車置くスペース確保のため、結局グリーン車をふんぱつすることとなります。ちょっと想定外の¥支出~。。。
でも、ダブルデッカーグリーン車の座席は「ムーンライトえちご」のものより格段に良い座席なうえ早朝で空席だらけ、席向かい合わせで足延ばしたら快適熟睡できて、1時間は爆睡できました。けっこう気力回復。

…気がつけば、電車は熱海に到着。長いトンネルを抜けて暫く行くと沼津。この快適なグリーン車もおさらばです。。。

沼津から浜松までは、快適グリーン車から一転してロングシート車でローカルラッシュ時帯に放り出される。座れへんだわ周りに気使うだわで、自転車輪行の身にはかなりツラい。静岡の手前くらいでやっと座れた


車窓には“鉄”的にキョーミ深いものもいろいろあったけど、疲れてて意識半分寝てるまま浜松まで時間とのたたかいに。。。

浜松では、軽くサンドイッチと無糖ブラックでも食いたくなって、乗り換え待ちの間に改札階のキオスクに降りて仕入れに行ったら、サンドイッチの良さげのが無かったりして止むなくいなり寿司のパックを仕入れるが、そのときにおもしろい名前の『どらやき』も発見、思わず購入…(^_^;


豊橋までは後々の都合から立ち席でいく。

豊橋では、大垣行きの快速に乗り換えやけど、ここで自転車を良いように置けるドア付近の座席を確保するために“浜松ダッシュ”が必要だったので、立ち席にて我慢してたのだ。自転車担いでのダッシュはもちろんキツいけど、甲斐あってええところに座れた。浜松で仕入れた食料をやっと食えるだよ。。。さすがに速いし座席はそこそこ快適で、らくらくだぁ ^_^; 
…途中、名古屋で降りて、味噌カツ丼も食いに行くような構想も当初にはあったけど、どうも長旅の疲れが出てて、カツ丼食うよりも早く帰って風呂にでも入りたい・・・って思いに憑かれてしまって、今回は名古屋に降りる気にならなかったのでした。…

大垣では、浜松と同じように“大垣ダッシュ”して座席を確保する人たちが有名ですが、今日はそれをする気力がなかったので、ゆっくりと輪行袋と共に階段を行き米原行きに乗り継いだ。
ここらへんの風景も、ええ加減見慣れすぎた光景になってるのでとくに興味もなく、早く米原に着くのを心待ちにしている消化試合状態になる。。。

米原からは、見慣れたJR西日本の新快速に乗り換え、よもや帰ってきたも同然。京都まで俊足に身をまかせて消化試合の続きと言いつつ、旅の終わりも近づく。

京都からみやこ路快速で六地蔵まで、ついにこの旅の終了となった。。。


    ◆ ◇ ◆ ◇


長年の構想妄想し続けていてやっと実現した、憧れの新潟醤油たれカツ丼探訪18きっぷ汽車旅でしたが、1日目はおもしろかったけれど、2日目には疲れが出て移動のための消化時間でしかなかったのは、さすがにもうこの様な汽車旅に体力がついて行かない歳になってるように感じてしまいました。

でも、新潟醤油たれカツ丼は、本当に美味かった!!
苦労して行った甲斐がありました。


六地蔵駅から100円駐車場に置いてきた車のところまで戻る、自転車を車に積み込んだら、家に帰る前にスーパー銭湯で汗を流してから帰宅です ^_^


 ☆ =凵@=凵@=


駄文・長編ながら最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!! m(_ _)m

コメント
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