煌めく星の向こうへ

宝塚は我が心の故郷。今や宝塚は遠くなり人生折返し?てから声優吉野裕行さんに突然魅せられました.。.:*ෆ気軽に絡んでね!

密室の中の亡霊 幻視探偵①

2019年11月01日 19時45分14秒 | オレ推し(よっちん&あんぼむ)
リーディングライブ『密室の中の亡霊(マボロシ) 幻視探偵』
大阪 2019/10/19昼公演
舞浜 ライブビューイング2019/10/26昼公演、夜公演、2019/10/27夜公演

前記事に書いたように、吉野さんの斗真摂理はまだ先があるような気がするんです。
もちろん、1回、1回きちんと物語は完結していて、摂理もちゃんと暁と人生を生きている(→役的には死んでますけど…)んだけど、なんとなく自分の中にも、もっと違う摂理に出会いたい、みたいな欲望がくすぶっていて、上手く言えないけど、なんかモヤモヤしてるのがあるので、ライブビューがほとんどでしたけど観た公演ごとではなくまとめて叫びます。
ここが1番!(1番好き!1番気になる!1番ツボる!…てな感じで。)

言いたい事を書くぞー!なブログなのでレポではないし、台詞みたいに書いているのも、あくまでどらっとの記憶の中の物です。違ってたら、こっそり教えて下さいね?

では!

🏚️吉野さんの『斗真摂理』の衣装がスーツで、Kiraカンの秘書さんとあまりにも印象が被ってしまい、最初正直な話し、違和感があった。
でも、そこにいるのは吉野裕行さんではなく暁玄十朗という探偵の助手さん斗真摂理であるので、当たり前にいつもの吉野さんではない。
そこの違和感が初日は自分の中で半端なかった。


🏚️冒頭シーンで、切迫した空気な中で「暁!暁ー!!」と叫ぶシーンから始まって、ピストルバーン!だったので、
えっっ…何!?暁、死んじゃった!?
と、いう思い込みと、暁ってどっちの役名?どっちが死んだの?っていうお馬鹿な頭でついて行ったので、初日の摂理は観客の疑問と伏線を回収してくれるストリーテイラー的な回し役なのかな?という気がして見ていた。
だから、初日に、三条に中間報告するシーンで三条の「今日、助手さんは?」の問いかけに暁が
「さぁ〜てね…」と含みのある物言いをするまで、まさかまさか生きてないの…?もしかして助手さん死んでるの?…と思ったら急にゾワッ…として、次に登場した時の摂理は、『幽霊』にしか見えなくなった。
摂理はどうして椅子に座らないんだろう…って気になっていたけど、もしかして死んでるからー!?幽霊だから座れないのー!?
って心の中大騒ぎ(笑)。
多分、こちらの見方も代わったけど、吉野さんも、“オレ死んでる”感を少し押出したのではないかな?って勝手に感じている。
別席で観劇していた知人は、最後のシーンまで死んでるの気がつかなかった、と言っていたので、私達(見事騙された)いいお客さんだったと思う。


🏚️初日の挨拶で「オレ死んでたでしょ!」が第一声で「どの辺で気づいた?途中から?…あ〜?わかんなかった?」
って、客席に投げかけていて、ひとつひとつの問に客席が首を立てにコクコク振ったり、横にブンブン振って吉野さんと対話してて、その時は、ああ、なんかいつもの吉野さんだぁ〜って思ってたんだけど、もしかしたら、反応を確認してたのかな?


🏚️舞浜土曜で
ページをめくる時、2回ほど、どうだ!?とばかりにぺしっ!と本に叩きつけるような仕草をして、ピシッ!と踵を返した所があって、後ろ姿かっけー!と見とれた。


🏚️ちょっとまったぁ〜!と何度か流れを止める台詞をぶっこむタイミングがほんと絶妙だった。
と、いうか、神谷さんとの掛け合いのテンポのよさが絶妙で、永遠に聞いていたいと思うほどだった。


🏚️摂理の膨大な台詞の中で、特に印象に残って好きなのが、
「はい!論破ッ…!」って暁に突きつける所!(と、ドヤ顔!)
暁に、鬱陶しいそうに「…ハイハイ!」っとなだめる所。
「オレはあいつのお母さんかっ…!?」→この言い方に暁への愛情を感じる!
ちょっと何処かに行っていた摂理が「調子はどうだい?」と暁に尋ねる所。舞浜ではボンが回っていて、あぁー劇場で観たかった!と地団駄踏みそうになった。
劇中3回出てくる「傷が痛むのか…?」と暁に問いかける所。
特にこの「傷が痛むのか?」の台詞の言い回しが、こう…なんとも、意味含みすぎ。
自分的には舞浜土曜昼の部が最高の最高だった!と思う。
日曜夜の部は、問いかけの行間の間が切なすぎて、バディの関係性が違う意味を持ちそうで逆に怖い。


🏚️同じく舞浜日曜夜の部で
暁が摂理を愛おしく思っている感じか、はたまたもうこれで終わりだ!とでもいう神谷さん自身の喜びからか、始終劇中では摂理と目線を合わさなかった暁が、助手の事を語る時に見せた慈しみの微笑みがめちゃ印象的で、終盤摂理と目を合わしながら憎いほど微笑みを交していたのが、超ステキ!
でも、今思い返すと、やっぱり、
やっと終わりだね?よっちん!
ああ、やっと終わるぜ!長かったな!
的な含みを想像してしまい、どちらかというとこっちの感じでのお互いの微笑みのようであったかな、と確信する(笑)!

実際観ていても、めっくってもめくってもページが減っていかない吉野さんの台本を追っていると、最後の1枚と思われる部分にたどり着いた時は、感慨深い物があった。
舞浜日曜夜の部では、その1枚前?辺りで、吉野さんが珍しくページを2枚めくりしてしまいそうになってたのがふと目に止まった。


🏚️吉野さんがまるで真珠を転がすように長台詞をワンフレーズでスルっとまとめてしまう台詞回しが何箇所あって、惚れ惚れと聴き入った(゚・゚* ホレボレ
「論破!」の所もそのひとつね!


🏚️探偵の夢は助手の夢
「君は一体何年私の助手をやっているのだ!?
「10年さ、」
「何?」
「10年だ…」
「何だって…?」
「10年だよ、暁…」
確か、こんなやり取りだったと思うけど、とにかく、摂理が「10年」を3回繰り返すんですよ。
大阪では正直、なんかキラミューン10周年にかけてきたな…?っていう白々しい感じを受けなくもなかったので、なんかあざとくていやだなぁ…と思っていた台詞が、舞浜では泣ける台詞に大変身したから、吉野さんって凄いと改て噛み締めた。


🏚️大阪と舞浜の印象の違い
なぜ、上に書いたように思ったのか、というには理由があって、大阪の印象はとにかく莫大な量の台詞を2時間の時間枠に収める事に神谷さんも吉野さんも集中しているように見えて、多分アドリブは一個もなくて、客席が唯一クスッと笑い声をもらした
摂理「ちょっとまったぁー!」
暁「…それは君の決め台詞かね?」
すら、アドリブではなかった!…Bチームでも同じ台詞があって逆に、アドリブじゃなかったのか?と驚いた。
とにかく全体的に硬かった印象で、探偵と助手っていうフランクな関係性が全面にあんまり出てなかった気がする。そもそもAチームはフランクって関係でもないと思う。
もしかしたら、助手位置か、幽霊位置か、マボロシ位置か、で、立ち位置が定まらなかったのかも。

それが、舞浜では、出演者全員がなんかブラッシュアップしていて、スッキリした感じがした。

そんなんで、舞浜土曜の昼の部では1番ウルウルとして、泣いた。
この回では3人の幻視のシーンからウルウルしていて、自分的には1番好きな回。
舞浜土曜夜の浪川さんチームもライブビューで観たけど、こちらは笑ってばっかりで逆に幻視のシーンは怖かった。
例えるなら狂気のBチーム、哀愁のAチームっていう感じ。
そして同じ台本をこうも違う解釈で演じるのか?浪川さん、ほんとすげー!っと感嘆。
Aチームについては別に語りたい。



つらつら言いたい事並べてますが、両チームとも大好きです!
ので、リーライ話しはこのまま続きます。

でもちょっとだけ!
あとね〜
三条が参上!っていう摂理の渾身のギャグが好き〜(๑´>᎑<)~♡
大阪夜の部から登場したらしいです。

あ!あとねー?
大阪で、たぶん、調子はどうだい?の場面だと思うんだけど、オリックス劇場では幕前で事務所のセットを置いていたり(冒頭シーン)とか幕前芝居があったのね?
で、前場からカーテン前に移動して左右スポットの下に入る前に、立ち位置に迷ったのか、神谷さんと吉野さんが顔つき合わせてくるくる回ってたのがなんかおかしかったよ。


きりないな。
つづく。
コメント
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