一歩も外に出ない１月2日

一回も外に出ない１月２日
　　　　　　　金澤ひろあき
　２日は天気は良いのですが、冷えました。それでも太陽が出ている短い日中は暖かく、窓際は過ごしやすいのです。外出せず、一日部屋の中で過ごしました。
　自分の句を整理し、句会の準備です。
　明日は中村先生と名古屋へ。蕉風発祥の地へ行くため、体を休めることにします。「冬の日」の「狂句こがらしの」の芭蕉の発句で始まる歌仙を巻いた地に行くのです。その連句の座を思いつつ、安東次男著「風狂始末」にある評釈を読み返し、心遊ばせます。
　近年、私自身が連句をやりだしたので、作品の中に遊べるようになったのが、嬉しいです。
　　歌仙より出入り二日はもう日暮　ひろあき