京都童心の会

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会
代表 金澤 ひろあき
俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同好の人たちと交流

獅子 こま犬

2020-01-24 11:18:28 | 俳句
獅子、こま犬
                  金澤ひろあき
 京都国立博物館で、「獅子、こま犬展」をやっています。口をあけているのが獅子、口をとじて角があるのがこま犬です。
 獅子はライオンのことで、中国や日本にはいなかったので、姿だけがインド、西アジアから入ってきたのだそうです。
 神社の前に置かれていますが、もとは外国のものだったのですね。
 西アジアでは、宮殿の門にライオンの彫刻がほどこしてあったそうです。
 エジプトでは、人面でライオンの体のスフインクスになります。インドではナラシンハという神がいて、こちらはライオンの頭に人間の体です。スフインクスの逆ですね。
 ライオンは強いので、王者のシンボルになったようです。
 会場には明恵上人ゆかりの高山寺のものがあり、見入っておりました。
  獅子像の永久に虚空に吼えている    ひろあき