十年
金澤ひろあき
東日本東北大震災から十年が経ちました。まだ傷は癒えていないような気がします。
何よりも、原発事故という未曾有の事態が起こりました。事故機の廃炉の見通しも不明です。放射能に汚染された水が、毎日たまっています。当初は、地下水まるごと冷凍にすると言いましたが、できていません。処理ができないので、海に放出することも検討されています。
放出されたものが、そのまま海で薄まるという確証はないのです。かつて水俣の海で、放出された有機水銀が魚介類に蓄積され、それらを食べた人達が水俣病で苦しみました。
同じことが、今度は世界の海で起こらないでしょうか。
人間は誤ることもあります。苦しい中で、もがくこともあります。ただ、人間はそういった失敗や苦しみの中で学ぶことができる。それが人間の価値だと思うのです。
まだ、大震災の影響と考えられる余震もまだ続いています。南海トラフの危険も言われています。地震は止めたり変えることはできませんが、人間は変わることができます。
十年前罹災した友のことを思い出しながら、こんなことを考えていました。
三月十日確かに生きていたしるし ひろあき
金澤ひろあき
東日本東北大震災から十年が経ちました。まだ傷は癒えていないような気がします。
何よりも、原発事故という未曾有の事態が起こりました。事故機の廃炉の見通しも不明です。放射能に汚染された水が、毎日たまっています。当初は、地下水まるごと冷凍にすると言いましたが、できていません。処理ができないので、海に放出することも検討されています。
放出されたものが、そのまま海で薄まるという確証はないのです。かつて水俣の海で、放出された有機水銀が魚介類に蓄積され、それらを食べた人達が水俣病で苦しみました。
同じことが、今度は世界の海で起こらないでしょうか。
人間は誤ることもあります。苦しい中で、もがくこともあります。ただ、人間はそういった失敗や苦しみの中で学ぶことができる。それが人間の価値だと思うのです。
まだ、大震災の影響と考えられる余震もまだ続いています。南海トラフの危険も言われています。地震は止めたり変えることはできませんが、人間は変わることができます。
十年前罹災した友のことを思い出しながら、こんなことを考えていました。
三月十日確かに生きていたしるし ひろあき
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます