徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…第三百三十二「アオサギと釣り人」

2009-03-13 12:25:00 | 生き物
 夕べせっかく書き上げた記事が消えてしまったので…再度UPです…。
書き直しするってのは…毎度のことながら複雑な気分…ですね…。

 昨日はいつもの散歩道ではなくて、ごんべ絵さんが時々野鳥の撮影に行かれる緑地の方へ行ってみました…。
御蔭さまで家族Aの病状回復が順調なので、食事の栄養管理と通院の付き添い以外にはそれほど手がかからないため、せっせと散歩に勤しんでいるdoveです…。

 それでも、病人が居るということで時間的制約があるのと、家族Aが入院してから動かしていないバッテリーが心配だったということもあって、緑地までの道中は自家用車…。
この緑地には何箇所も無料駐車場が完備されていて、車を止めるところには困りません。

 天気さえ好ければ平日でも家族連れ、趣味のカメラマン御一行、保育園児の集団、楽器の練習、釣り人など、この緑地を利用する人で賑わっています…。
…とはいえ…広大な公園ですから賑わいもほどほど…祭りなどイベントの時以外は混雑はありません…。

 短時間の滞在で、ここでの撮影は不慣れということもあって、あまり面白い画像は撮れませんでしたが、釣り池でこんなアオサギくんに出会いました…。



真剣な眼差し…。



あちらこちらに視線を向けながら…時には羽繕いをしながら…。



何をしているかというと…。



実は…アオサギくん…魚が釣れるのを待っているんです…。
釣り人たちが釣れた魚をくれるので…。



釣り人が場所を移動する時に目の前を通っても逃げません…。



あっちの釣り人…こっちの釣り人…釣り人の動きを良く観察しています…。



この方が釣り糸を手繰り寄せたのを見て、慌ててそっちへ飛んで行きましたが、釣れてなかったようです。

 緑地の釣り場のアオサギくんのことは新聞や人伝に聞いてはいましたが、実際にこの目で見たのは初めてでした…。
本当に頭の良い子です…。

 手前側の釣り人たちの話が、少し離れたところに居るdoveにも切れ切れに聴こえてきました。
アオサギが待っとるで釣ったらないかんわ(アオサギが待っているから釣ってあげないといけないね)…そんな意味合いの会話…。

 このアオサギくん…釣り人たちに可愛がられているんですねぇ…。
釣り人が近付いても逃げないアオサギくんと…アオサギくんのためになんとか魚を釣ってあげようとする釣り人…。

 釣り人とならんで池を見つめるアオサギくん…そんな両者の姿にほのぼのと温かいものを感じました…。
いいなぁ…こんな情景…。
アオサギくんが食べてくれるなら…doveもここで魚を釣りたいなぁ…。

ずっと眺めていたいような心地好い気持ち…後ろ髪ひかれるように緑地を後にしたdoveでした…。