ムライ博士の異常な愛情

〜私は如何にして散財し将来を心配するのを止めて、フィギュアや模型を愛するようになったか〜

28mm ヒストリカル PerryMiniatures AustrianNapoleonicInfantry 1809 ②

2014年10月16日 | ヒストリカル
皆さん、こんにちわ。
先日、お伝えしておりました 28mm ナポレオニックの続きです。
少しずつですが、作成しながらご紹介いたします。

オーストリア帝国の1809年~1815年までの歩兵です。
前回、3体ほど作成しましたが、このPerryMiniatureのキットには48体も!!
インクルードされております・・・完成までにどのくらいの年月が必要なのか・・
思い切って、洋書のナポレオニックのミニチュアゲーム blackPowder を購入して士気を
上げようかとも考えましたが、いかんせん日本国内にナポレオニックの28mmアクチュアル
ゲームをやる殊勝な御仁がどれほどおられるのか疑問ですので躊躇いたしました。
というか・・ゲームするには100体以上は歩兵が必要だと思いますので、その
泥沼に入り込む勇気がございません。
SFやファンタジー系のゲームはユニットの個性もあり、いろんなミニチュアを
作成しますが、ヒストリカルは時代考証によりその辺は非常に地味です。
ナポレオニックであればほぼ歩兵。少し騎兵。まれに砲兵。
砲兵あたりは、少数なのでメタルミニチュアになるでしょうからね。というかオーストリア軍
でキットあるのか?!という感じです。

しかし、せっかく足を踏み入れたのですし、フランス軍、イギリス軍、プロイセン
などなど・・すでにキットを買い込んでしまっているのでなんとかしなければ
いけません。
ここは、グッと性根をすえて、地道にとりかかりましょう(と自分に言い聞かす)
48体は流石にですが、その半分は作って指揮官・軍旗持ち・楽者(いわゆる、
コマンダーセット)を完成させたいと目論見ます。年内できるかな??


プラス3体を作成しました。
軍装でいきますと・・

(キットの説明書です。perryのキットはこのインストがなかなかいいです)
フランツ皇帝直属の Moravian(モラビア人)第一軍 とでも申しましょうか。
オーストリア軍のネーションカラーは白です。襟や裾の折り返し部分の配色と
ボタンの色の組み替えで所属がわかれます。
それにしても、多民族国家ですね。人種も7種か、8種いますもんね。
これじゃー、戦争は苦労しますね・・モラビアの国境付近の戦闘にボヘミア人
が参加しても、士気はいまいちあがらんでしょうなー。早く家に帰って、
ソーセージ食べたいでしょうに。
実際、オーストリア軍は弱い。軍令・指揮系統も古く、機動力もなくナポレオン
のフランス軍に蹴散らされます。それでも中欧の大国ですから動員力はあります。
あ、やっぱ数つくらにゃあかんのか。ゲームでもきっとそういう設定なんだろう
なー、数で押す・・みたいな。

完成

1809年以降は、帽子はシャコー帽(シルクハットみたいなやつ)に統一されますが
それまではこのキットのような鶏のトサカみたいなヘルメットがオーストリア軍の
主流でした。
なんかバタ臭くていいですよね。塗るのめんどくさいけど。

シャコー帽の3体と・・
これを48体はきついっすね。正規軍ではない、国境警備隊の帽子とか、塗りも白
一色ではない部隊もあったりしてメリハリはつけれるのでそれでがんばります。
どうせゲームはできないから見栄えとペイント重視で・・w

28mmと小さいですが、ずらっと並ぶとたぶん荘厳だと思います。非常にマイナー
な分野ですが、是非いかがでしょうか?w

ではでは。