果たして傑作?駄作? . . . 本文を読む
映画を観てきた。
ミリタリー好きとしてみると
見所はたくさんあって
88ミリ砲とかSSの迷彩服とか
まぁでも 今回のカテゴリは
「巻三」じゃなくて「巻五」なので
軍ヲタ話はちょっと置いとこう。
原作は去年読んで
その時点では映画化されるなんて知らなかった。
映画化を、しかもドイツで行う、ということについては
我々日本民族には計り知れない
葛藤とかもあったんだろう。
何しろ「タブー」扱いだから。
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最近気になった新聞記事。
朝日新聞(東京本社7/4・12版・10面)
「時の墓碑銘」という小池民男氏のコラム。
民族固有の言語の、
最後の話し手になってしまった人々の話。
アラスカ先住民イーヤック語、
トルコのウビフ語、
北米先住民のヤヒ語。
タイトルの言葉は、
ヤヒ民族最後の生き残り「イシ」の
死に際の言葉だそうだ。
強大な力
それは政治権力だったり、
優位の「文明」を持つ民族だったり、
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えぇえぇ、
カップヒェンは自己流ドイツ語ですとも。
「die Tasse」ですか…
勉強になりました。
去年の暮れ、
ロフトで見つけました。
他国のもあったけど、自称ドイツ好きとしては
迷わずこれを。
ところで本日は、
第二次大戦のヨーロッパ戦線で
ドイツが降伏調印して60周年。
双方多くの民間人を巻き込んだ
嵐の時代がここに終わった。
想像してみる。
敵兵が自分達の住む町に
直接攻めてくる状 . . . 本文を読む
明王朝第11代皇帝、朱厚照さんである。
成祖永楽帝の亡き後、
文弱なイメージの皇帝が多い明朝だが、
武宗だけは型破りだ。
宮中で軍事演習を始めたり(要は兵隊ごっこだが)、
自分で先頭立ってモンゴルに強行偵察に行ったり(これも戦争ごっこだが)。
大臣連中はヒヤヒヤものだった。
しまいには皇帝の分際で
總督軍務・威武大将軍・總兵官・後軍都督府・太師・鎮國公 朱壽と
自称しちゃった。
帝自身は、「我 . . . 本文を読む
中国史における未曾有の混乱期である魏晋南北朝。隆盛を誇った唐王朝。
これらの時代を中国史の中世と位置付けて論じた
「大唐帝国~中国の中世」(宮崎市定・中公文庫1988)を最近読み返した。
なかでも魏晋南北朝史は何回読んでも飽きない。
世に知れた三国志はこの時代の導入部にあたるのだが、
「中世史」という括りで三国志世界をみると、
異民族の流入や地方経済の開発など、色々な側面が見えてくる。
とりわけ . . . 本文を読む