新人研修の一環だとかで名刺交換を求められた

2023年05月10日 18時38分11秒 | 巻二 起居注
仙台駅前のペデストリアンデッキ。
この時間(帰宅時間)、この街でもっとも人通りがあるであろうその場所で、それに遭遇した。


中途採用の研修?とか言ってたな。
何人と名刺交換できるか、という趣旨だという。
とても朗らかな様子で話しかけてくる。


私の反応としては、宗教勧誘やセールスの類いと同様と認識して、結構ですのジェスチャーでその場を立ち去った。
そもそも名刺は職場に置きっぱなしで持ち歩かないしな。

これが、しばしば聞く「新人研修の一環で名刺交換を求められ」るってやつか。

いろいろ思うところはあるな。

私自身、所謂陽キャとは対極の思考を持っているので、こういうミッションはまず苦手。無理。

それ以上に、このような課題を課す企業が無理。
そんな団体に就職しなかったことは、私の数少ない「正しい選択」である。エライよ私。

で、さらに思う。
中肉中背の彼は、何を思ってこのミッションを遂行しているのだろうか。

もしかしたら、うわべの明るさとは裏腹に、こういう行為が苦手だったりしてね。
それでも、食っていくために歯を食いしばって踏ん張っているのかも。

そう考えると、彼自身を揶揄するような言葉は発せられない。


…とここまで書いておいて、ある種の嫌な直感があったため「新人研修 名刺交換」で検索。


ああ、やはりね。
これは、営業や勧誘地獄の入り口になり得る手法であるという話があるようだ。
なるほどね。
そういう意味でも、一切相手にしなかった自分はエライと思うよ。

君子危うきに近寄らず。


誰が君子だ。

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