サラリーマン川柳が大嫌い

2009年02月09日 21時28分05秒 | 巻二 起居注
目くじらを 立てるほどでも ないけれど~

人民のささやかな捌け口ってか。 

チェンジしろ! 怒鳴った部長がチェンジした=サラリーマン川柳入選作-第一生命(時事通信) - goo ニュース

もう、一昔前から思っていたが、
このさらりーまん川柳って嫌い。

自虐ネタの大名行列。
「自虐史観(笑)」よりよっぽど不愉快。
「どうせ俺は中間管理職さ家では女房子供に虐げられてます」的な主張でありながら、
それでもどっかである種の「胡散臭さ」をプンプン放つ。
それはつまり、
「ほらこんな哀れな俺たちだけどこんな風にウィットを利かせてチクリと言っちゃいますよ」的な心理と、
それ自体が単なるお約束履行となっているマンネリズム。
そして紋切型とステレオタイプ的の混入剤的臭さ。

そりゃわかるよ。
上司に面と向かって言えるわけねえ、
家でも言いたいこと言えず。
そんな人生はありふれてるさ。

しかし、書いてて情けなくはなんないのかね。
たとえほんとに虐げられてても、
「あたしゃ実はあんたがたにこんなに虐げられてます」と
言っちゃうかねえ。しかも陰で。保険会社のコンクルで。

ほら、アッソウとかいうソーリが語った印象的言葉で、
矜持、ってあるでしょ。
意外に捨てたもんじゃないぞ。矜持。やせ我慢してデモさ。

小便かけたるでも蹴っ飛ばしたるでも、
たとえ実際にできなくても妄想だけでも、
威勢良く行けないもんかねヘイブラザー。
辛気臭いんだよ。
一生景気回復しないと思へ。思ひ給へ。

すまん、言いすぎた。

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