俺が生まれ育った町、
旧伊達藩、山間部の盆地で
人口一万五千人(当時、約半世紀前)の町。
朝6時にはサイレンが鳴り、
朝8時には何らかの旋律のチャイムが鳴り、
正午にはサイレンが鳴り、
夕方5時には何らかの旋律のチャイムが鳴り、
夜9時には何らかの旋律のチャイムが鳴っていた。
なにしろ半世紀前の記憶なので
若干のズレは有るかもしれないが、
だいたいこんな感じ。
今にして思うと、
これって鳴らしすぎじゃない??って。
鳴らしていた場所は
盆地の南側の丘の上。
自宅はその丘の麓にあったので
結構な直撃ポイントだった。
ちなみに、今現在はどうか。
うーん、
考えてみると印象に残ってないな。
ついこの間帰省していたというのに。
家の気密性が高まって
外の音があまり漏れて来ないせいもあるか。
ただ、少なくとも
サイレンはしばらく前に廃止されている。
そして、
鳴る頻度も
おそらく(多くて)昼2回程度ではないか。
こういう、
時刻を告げる放送。
屋外の農作業者に
時を知らせる意味が有ると
聞いたことがある。
加えるなら、
子供たちに帰宅や就寝を促す事などだろうか。
そう言えば、
仙台市の中心部に程近い場所に住んでいた頃は
こんな放送無かったような。
いわば、
農村的な風習ということなのだろうか。
工業地帯はまた別に、
似たようなものがあるのだろうか。
そもそも、
こうした放送の正式名称は?
おそらく全国的に見られるものだと思うので、
研究者も居るのではないかな。
令和の世は便利な世。
少し検索すれば、
いろいろ出てくるのではと思うが、
そこは敢えて一切調べずに済ます。
そんなわたし。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます