少し考えてみました。

2006年03月26日 13時00分00秒 | 巻二 起居注
毎週書いているエウレカ感想も、
きょうは書く気持ちになれていない。
今日の話はとてもよかったし、
不覚にも朝から泣いてしまった。んだけれども。

泣いてしまった…。

泣いてはいけない
絶対に泣いてはいけない
と、自分に言い聞かせるような状況が
ここ数日続いていた。
ほぼ毎日書いてきたブログも
実質3日間お休みした。

泣きたくない、と思ってたのに
今日のエウレカセブンによってスイッチが入ってしまった。

あれほど聴きまくっていた音楽も、
あまり聴きたい状態ではない。
一青窈さんも聴いていない。
何かを目にしたり
手に取ったり
耳にしたり
考えたりするたびに、
 それに関連して心が打つになっていく。

こういうのを典型的マイナス思考スパイラルという。

こういう超真っ暗な状況の心理の内面を
ここに書き込むことは何の意味も無いような気もするし、
止めておいたほうがよいような気も正直する。
もしかして、誰か(不特定多数な誰か)に
俺は励ましてもらいたいとか希望を持っているのか?
…こんな心の奥の本音中の本音まで
 ここに書いちゃっていいのか?きっと後悔するはずなんだけど。

酒は飲んでいない。
たぶん最近の飲みすぎのせいもあるのか
体調がよろしくない。

ほんとうはこんなことをやってる場合ではないのに。
余計なことを考えずに
仕事に集中すべき時なのに。
そう考えれば考えるほど
心臓が激しく速く動き出す。

1年前、ここのブログをはじめた。
まさか1年後に自分がこんな状態(いろんな意味での現状)になってるとは
全く予想がつかなかった。
逆に言えば、
イマから1年後の自分についても、
全く予想はつかないわけで、
今より悪くなってることもあるだろうし、
当然その逆もあるんだろう。

昔からこの自分には、
自分の内面を臆面も無く曝け出す性癖がある。
恥ずかしがり屋のくせに目立ちたがり屋でもある。
そんな自分にとって、
ブログという装置は、
最適の兵器だったのかもしれない。
いや、過去形で語るところじゃないか。ここは。

ずいぶんと恥ずかしいことを書いてきたし、
攻撃的なことを書いてきたし、
甘ったれたことさえも書いてきた。
たぶんそんな性格はこれからも変わらないように思う。

人はそんなやすやすと変われない(んでしょ?)
確固たる決心に裏付けられていた「想い」であればあるほど
そんな簡単に切り離すことはできないんでしょう。

前に一青窈さんが印象的なことを言っていた。
男はフォルダ保存…。
簡単に全てに気持ちを(もちろん恋愛に限らず)
上書きしていければどんなによいか。
でもそれは不可能で、
結局増えに増えたフォルダの草原の中を、
自分の心の中のフォルダの荒野のうえを
遊牧民のように彷徨い続けるしかほかに方法は無いのかもしれない。

春。
生命の目覚めの季節。
春はだから自分に覚醒を促がしている。
明日こそ病院に行こう。

こんな文章を読んだ方は、
流石にここを再び覗こうという気にならないのかもしれない。
それはある意味当然だ。
だから自分には、
こういう今の撃つ状況をここで晒してしまう必要などないのだし、
黙っていれば世界中の誰も気づかないはず。
でも自分はこの兵器で欝。撃ってしまう。

自分の現状を無理して無視して
平気な顔で今までどおり
アニメの感想とか音楽の話とかしてても
自分の中でそれはかなりムリしてる状態だし、
ある意味嘘をついていることになる。

また元通りの感じに戻ることは、たぶんできる。
それが、いつになるのか。
実は今夜にはできてたり、明日だったり、
半年後だったり、なるようになったり。
できれば来週のエウレカ最終回は
普段どおり感想を書きたい。

病院いってきます。

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2 コメント

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こんばんは (syu)
2006-03-27 22:50:22
わこさんもエウレカを観られたんでしょうか。



あんまり「感動した」なんて軽々しく言いたくないのですが、

昨日の話は感動以外の何者でもなかったと思います。



ありがとうございました。
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よく分らず (わこ)
2006-03-27 10:45:26
それでも見ていましたが、わたしも泣きました。
返信する

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