一青窈さんのうたを聴いた。
何日ぶりだろう。
少なくとも1週間は聴いていなかった。
窈さんにはまってから、最長のブランクとぞ思ふ。
マーラーを聴き、次にブルックナーを聴き、
まるで気持ちのリハビリをするかのように
そして窈さんまでたどり着いた。
アルバム「&」。
実は、「聴いた」だけではない。
夜に、人通りもない田舎道を車で疾走していながら
自分でも歌っていた。
ああ恥ずかしい。
窈さん風に手振りまでつけた位にして。
誓って誰にも見られていないが、
相変わらずかなり恥ずかしい奴。
まるで久しぶりの窈さんだったけど、
やっぱりそこには彼女の「うた」があった。
自らの殻を破らんとする彼女。
身近な人々のシアワセを祈る彼女。
自分の気持ちを素直にまっすぐに歌おうとしている彼女。
この僕は、そんな彼女の態度に対し、
怯むことなく真っ直ぐに受け止めようとしてみた。
いや、自然にそうしていた。
彼女の前で、僕は時として牧童になってしまう。
不思議な角笛を手に持つ牧童に。
僕の吹くその音色は、
時おり一青窈さんの歌に共鳴しながら、
春の夜空に輝く北斗七星に手を伸ばす。
届くはずなどないのに。
「何一つ失くさないで 何一つ忘れないで」
そうしていられたら、本当に幸せなんだろうか。
というか、そんなことは可能なんだろうか。
たぶん、欲張りな分だけ、
失うものの数はとても多いし、
失うことのスピードも新幹線のように速いのかも、知れない。
何日ぶりだろう。
少なくとも1週間は聴いていなかった。
窈さんにはまってから、最長のブランクとぞ思ふ。
マーラーを聴き、次にブルックナーを聴き、
まるで気持ちのリハビリをするかのように
そして窈さんまでたどり着いた。
アルバム「&」。
実は、「聴いた」だけではない。
夜に、人通りもない田舎道を車で疾走していながら
自分でも歌っていた。
ああ恥ずかしい。
窈さん風に手振りまでつけた位にして。
誓って誰にも見られていないが、
相変わらずかなり恥ずかしい奴。
まるで久しぶりの窈さんだったけど、
やっぱりそこには彼女の「うた」があった。
自らの殻を破らんとする彼女。
身近な人々のシアワセを祈る彼女。
自分の気持ちを素直にまっすぐに歌おうとしている彼女。
この僕は、そんな彼女の態度に対し、
怯むことなく真っ直ぐに受け止めようとしてみた。
いや、自然にそうしていた。
彼女の前で、僕は時として牧童になってしまう。
不思議な角笛を手に持つ牧童に。
僕の吹くその音色は、
時おり一青窈さんの歌に共鳴しながら、
春の夜空に輝く北斗七星に手を伸ばす。
届くはずなどないのに。
「何一つ失くさないで 何一つ忘れないで」
そうしていられたら、本当に幸せなんだろうか。
というか、そんなことは可能なんだろうか。
たぶん、欲張りな分だけ、
失うものの数はとても多いし、
失うことのスピードも新幹線のように速いのかも、知れない。
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