脚おっぴろげ種族

2022年12月07日 18時14分00秒 | 巻二 起居注
人間、癪に障るポイントはそれぞれ違うのだろう。

私の場合、電車内で股を広げて座っている人に強い嫌悪感を感じる。

経験上、100パーセント男性だ。

カバッと開く人間はむしろ少なく、よく目にするのは、あるべきテリトリーつまり座席の領域、境界を微妙に浸食しているパターンだ。

微妙とはいえ、人間の習いとして他人との身体的距離は必要以上に(つまり1ミリ空いてればいいじゃんと言うことではなく)間隔を空けたがるので、結果的に隣に座った人はとても縮こまった感じの座り方になっちゃう。

ほんの少し、テリトリーを越えない程度に両脚の間隔を狭めればいいだけなのに。


私の場合、これはもう無意識の所作なのだが、両脚の太ももがハの字にはならない、つまり並行の形に収まるようにしている。習慣としてそのようになっている。


趣味が人間観察なので、電車内の常連通勤客の誰が「大股おっぴろげ派」なのか、特定しているのだが。それはなんのために?さあ。趣味なので。



おっぴろげてる男性の隣で縮こまっている女性をみると、何故か申し訳ない気持ちにさえなるんだよね。
同じ雄として申し訳ない。
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