項羽と劉邦

2022年12月06日 18時42分44秒 | 巻二 起居注
歴史上の人物がいったいどのような人間だったのか。

それを我々が知る術は、当時の記録しかない。

言うまでもなく、史書(特に公式なそれ)は当時の政権の意向が色濃く反映されることを考慮にいれねばなるまい。
歴史的評価ってやつも同様。

うん、あの国葬儀だってそうだね。


で、それを踏まえた上で。
私が見習いたいと憧れる人物の一人が、劉邦である。
漢の高祖。

きら星のごとき優秀な部下に囲まれ。
その部下たちを使いこなす能力。
極端な話、本人自身の文武の能力値が凡庸であっても、有能な配下に恵まれることもまた、英雄の素質。


まあ、私が英雄であることはもちろん無いのだが、そんな在り方に憧れる。

我が無能ぶりをカムフラージュする手立てとしても。


管理職に就いて以来の自分、基本的に部下に恵まれていたと思う。
特に係長さんたちには!


番頭さんが優秀であることは、とても大事だ。
感謝してる。
我が無能がカムフラージュされていく。




イマ現在、我が頼れる番頭さんが、コロナ関係で不在である。


忌まわしきcovidよ。

おかげで、私は今、片翼をもがれたエンジェルである。

しんどい!



これまで他人(部下)に頼りまくりで生きてきた報いか。うん。


劉邦でありたい。それでも。


ビビりまくって負け戦続きでも、さいごになんとなく勝てればよいのだ。
究極的に負けなければよいのだ。

項羽になどなりたくない。
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