ワールド・ビート・バッハ

2005年06月28日 21時56分09秒 | 巻十 クラシック音楽・吹奏楽
J-ぽっぷであれ、くらしっくであれ、
この場でいろんな曲のことを書くようになり、
かけがえのないたくさんの音楽に
自分は囲まれていることに
改めて気付く。

自分がいつか死んだら、
うまい食い物とか
愛する人々とか
いろんなものと離れ離れになるけど、
好きな音楽を聴けなくなるのが
一番怖く、淋しい。

自分にあと何秒の寿命があるのか知らないけど、
せめて生きてる間は
できるだけ音楽たちと一緒にいたい。
なるべく後悔しないように。
そんなことを昔から考えていた。

自分がいなくなったら、
あいつはこんな仕事をしたとか、
こんな勲章を貰ったとか(貰わねーけど)、
んなことはどうでもいいから、
こんな音楽が好きだった、
ていう語られ方をしたい。
そのために、このブログは第一級の史料となるのか。
がーん。

前置きがやけに長くなったけど、本日は
リチャード=ストルツマンの
「ワールド・ビート・バッハ」。

この人、有名なクラリネット吹きだそうだ。
相変わらず不勉強にして知らなかった。

ここでは
バッハのお馴染みの曲が
いろんな味付けでアレンジされている。

サンバの「目覚めよと呼ぶ声がきこえ」
西アフリカ風の「主よ人の望みの喜びよ」
サンバの「アヴェ・マリア」
ボレロの「羊はやすらかに草をはみ」
ボサノヴァの「G線上のアリア」…

たまたまFMで聴き、脳内に電流が走り、
その日のうちに買いに走った。

軽やかな哀愁感が漂い、よい感じ。
キュートなクラリネットに、
クールなヴィブラフォン、マリンバ、
踊りつづけるリズム隊…

ひょつとして
バッハってどんなアレンジとも相性がいいのかも。
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