一青窈にとり とくべつな歌。

2006年12月10日 21時18分00秒 | 巻二 起居注
我々ファソにとり、ではない。

---------- キリトリ -----------

オリコン週間ランキング第二位。

BESTYO
一青窈
コロムビアミュージックエンタテインメント

このアイテムの詳細を見る


同日発売の鮎(浜)に負ける。
16万枚ほど。
いや逆に、そんなに売れたのかという気がし。

---------- キリトリ -----------

一青窈さんのLIVEにおいて、
ある意味定番である曲がある。
とりあえず、「ハナミズキ」と「もらい泣き」は決まりだろう。

彼女のステージの曲目を全部チェックしているわけではないが、
これに付け加えるとすれば
「アリガ十々」と「翡翠」あたりもそうだろうか。
今年の夏イベントの様子なんかを覗くと、
このあたりは決して「必須」のものではないようだが。

たとえば次のアルバムが出てツアーをするとする。
その時に、
過去アルバムからどんな曲が選ばれるだろうか。
上に挙げたものの他に思いつくのは
「てんとう虫」?「指切り」?
少々願望も混じっている。

何が言いたいのかというと、
発表からどんなに年月が経っても
必ずと言っていいほどライヴで演ってくれる名曲が
今後どんどん増えていったら、
時間的に収まりがつかなくなるなんてことが起きないかという、
杞憂とさえ指摘されそうな、心配だ。

「ハナミズキ」や「てんとう虫」級の超絶な音楽を
彼女なら少なくとも一年に一曲のペースで発表し続けることは
決して有り得ない事ではない。

なら、この先10年後には
そんな定番的な名曲でツアーの曲目が埋まってしまうんではないか?
たとえ何十年後でも、
「ハナミズキ」も「翡翠」も「もらい泣き」も「てんとう虫」も演って欲しいし。
ほらだから、溜まる一方なのだ。
名曲の引出しが。

こんな阿呆らしい危惧を抱いている人間は、
もしかして絶滅危惧種並みのレアさ加減なのだろうか。

なのだろう。

---------- キリトリ -----------

別人のような左手の感触と一青窈、というテーマについて
近いうちに書いてみたいと思ってゐる。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 週刊金曜日、読み倒す。 | トップ | 槇原敬之氏 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「心変わり」、も、ある。かも (クマッチ)
2006-12-12 00:38:02
「心変わり」
月天心の8曲目、と言う事ではなく。

ここの所の極端な方向転換において、
その遠心力で振り飛ばされてしまう曲も、
悲しいけれど出てくるかもしれない。

そうなって欲しいとは、全く思っていないけれど、
それが無い、とも言い切れない・・・。

大事な唄が、大事で有り続けるためには、
その為に選ばれなかった選択肢も、きっと必要なのかもしれない。
なんて、考えちゃいます。
返信する
Unknown (朱 厚照)
2006-12-12 23:43:57
クマッチさん

ありがとうございます。
うーん。なるほど。同感かも知れません。
そうした遠心力が、
コチラの期待などとはまったく別なエネルギーで以って、
新たな一青窈さんの世界を創っていくんでしょうか。

そのエネルギーのために「選ばれなかった選択肢」。
ダムの底の水のようなもんでしょうか?
何言ってんのか自分でもよく判りませんが。
返信する

コメントを投稿