私は、(恐らく)周囲が思っているよりずっとずっと性格が悪い。
これは自信もって言える。
例えば、道端で誰かが何かを落とした場面を見かけても、それを教えて差し上げないことの方が多いと思う。たぶん。
他人の不幸を喜ぶ趣味が有ることも否定しない。
そんな私ですが。
本日の事例その一。
仕事帰りのバス。
終点で降ります。
到着したので立ち上がった。
1個前の座席に座っていた女性(のように見える容姿の人物)も同時に立ち上がった。
その、1個前の座席にあるのは黒い折り畳み傘。
あ、忘れてませんかね、、傘。
通常の私なら無視スルーすることも珍しくないのに、どういった風の吹きまわしか(なにこの慣用句)、咄嗟に、ほんと咄嗟に口に出た。
私「傘忘れてませんか!?」
女性「無言」
うーん、通常声量が小さいと言われている我。
聞こえてないか?
私「傘っ!」
女性「無言」
ええい!ままよ!(なにこの慣用句)
肩に軽く触れる。
ダウンジャケットの肩に!
許されるのかこの行為!
女性「無言」
私「か、傘、、」
やっと女性ご振り向いた。
イヤホンを外しながら。
私「か、さ、、」
女性「!!あ、すみません」
その後の事は知らない。
足早に降車処理を終え立ち去った。
これぞ陰徳か。
性格悪い我には似つかわしくない行為。
ああ、死後天国に行ってしまう。。
本日の事例その二。
我が社内(比喩的表現)で、本日とある謝罪案件が公表された。
流石に、性格悪い俺でも、「ざまぁ」とは思えなかった。
なぜならこの事案、ほぼおんなじような事がつい最近、しかも2回も、我が課で発生していたのだ。
違うのは、金額が4桁から5桁ちがうこと。
我らは微罪扱いでたいした問題になっていない。今のところ。
いやあ、、怖いね。怖い。
かの事案が私の領分で発生していたとしたら。
まさに、ヒトゴトではない。
他人の不幸を今回ばかりは楽しめないぞ。
第一事例の彼女(のように見える容姿の人物)。
かわいかったな。
こんな夜は、ルッキズムにも乾杯だ!
全てが愛おしく、いとおしい。
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