仙フィルと山響の「復活」演奏会

2012年07月20日 22時56分00秒 | 巻九 マーラーが私に語ること
指揮:飯森 範親
ソプラノ:平井 香織
アルト:加納 悦子
合唱:山響アマデウスコア
   仙台宗教音楽合唱団
山形交響楽団・仙台フィルハーモニー管弦楽団

マーラー:交響曲第2番 ハ短調 「復活」


「東日本大震災復興祈念」と銘打たれた演奏会でした。

自分自身、ホールで実演に触れるのはだいぶ久しぶり。
暫くは音楽鑑賞どころの状況ではなく。震災だけじゃなく。

いろんな意味で、こうして音楽をじっくり聴けるという安寧に感謝せざるを得ません。

---------- キリトリ -----------

飯盛さんの演奏前の口上は10分超。
長いのはいいとして、
内容はマーラーどうこうとか「復活」どうこうじゃなくて、
震災に絡めた話中心の方が流れとしてはよかったかなあ(笑)
合同オケの苦労話的なものも含めて。
指揮者だから音楽そのものについて語りたくなるのはわかりますけど。

---------- キリトリ -----------

「復活」という曲について。
マーラーの交響曲の中では二番目くらいに苦手な曲。
押しつけがましい(失礼)宗教的大音響(超失礼)。
でも、こうして目の前で視覚と聴覚を駆使して味わうとやっぱり楽しいね。
なによりも、こんな音楽をマーラーが30代前半で書いている事実。
普通こういう大作は死ぬ間際だろwwwベートーヴェンみたく。

---------- キリトリ -----------

不謹慎を承知で言えば、
ステージ裏楽隊との掛け合いの場面は、
まるで目に見えない「天国」の人々との対話に聴こえて仕方がなかったのです。

この社会や地域が真の意味で復興していくにあたって、
今を生きる我々が努力するのは勿論、
悔しくも命を落とされた方々の存在を忘れてはいけない、と。
たぶん、いつでも近くで見守ってくれているはず、ではないでしょうか。

---------- キリトリ -----------

何度でも言いましょう。
こうしてまた音楽を楽しめる日が来たことに感謝ぁ☆
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