日知録(アイドル論篇)

2013年02月10日 22時01分15秒 | 巻二十二 私立恵比寿中学
10代のアイドルを散々推して熱くなっている身としてこんなこと言うのなんだけど、
アイドル稼業というのは相当にハードだなあ、と思わずにはいられない。

だって、得体の知れん男どもと
何度も何度も笑顔で握手して喋るんだぜ。

ファンの中には当然、明らかに変な奴や出来れば関わりたくないタイプもいるはずだ。
(まあ、ここでは敢えて自分のことを棚に上げている。)

プロ意識や上昇志向がよほど強いか、
鉄のような堅固な精神力を備えているか、
もしくは全く何にも考えていないか、
はたまた完全に純粋に天使のような包容力を持っているか。

ストレスを抱えて引退する例もあると言う。
なければ嘘だと思う。
俺なら無理だ。

ここで引き合いに出すのは抵抗があるが、
上記のような感慨を抱くのはソー●嬢に対するものと共通している。

どんなキモイ人間に対しても相手せねばならない。
(NG扱いはあるにしても)
そのある種のプロフェッショナルぶりには尊敬の念さえ感じるし、
見方を変えれば女神であるのかも知れない。

虚構とファンタジーの中で、
アイドルもオタも各々の役割を楽しんでいるのかもしれない。
ていうか、そうすることに拠ってしかあり得ない世界なのかも知れない。

あとさ、ああいう世界に子供を送り込む親もいろいろ凄いと思う。
自分の娘が見えるところ見えないところでいろいろアレな対象になっていることを納得できるってのはね。
とかなんとか言っても、
そんな親御さんの御蔭で自分が今楽しめているのだから、
ここは素直に感謝だなw
たぶん俺と同世代もしくは年下の保護者の皆さんに。

なんか自分の大人・社会人・親としての立ち位置が分からなくなってきた。

よし、全力で今を楽しもう。
2年前に世の中の破滅と一寸先は闇という現実を見たばかりじゃないか?

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