「はつかり」の軌跡

2009年06月24日 20時36分39秒 | 巻二 起居注
このぶろぐで、特急はつかりとか583系とかに触れるのは何度めだろうか。
つまりは、そんだけ思い入れがあるのだ。

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走ってるよ、はつかり。動いてるよ。
こうして見ると、
485系もなかなかカッコイイとオモす。

前に書いたかどうだか忘れたが、
俺にとっての特急はつかりとは、
すなわちエル特急はつかり5号なのだ。

小学生の頃、
埼玉に住んでいたいとこの家に泊りに行くことが、
ものすごいイベントだった。
まあ、トータルでも2,3回くらいしか実現はしてないのだが。

で、行きは485系やまびこ4号で一ノ関から大宮へ。
帰りは、583系はつかり5号で大宮から一ノ関へ。

この一連の旅で、
小学4年くらいの俺は完全に鉄道好きになってしまい、
自宅で自分の鉄道世界を完成させた。
…と言っても、別に鉄道模型を敷いた訳ではなく。
架空の路線図を作成し(本線と支線が入り混じった壮大なる空想地図である)、
その路線の時刻表まで妄想で作り上げたのだ。

作り上げると言っても、
所詮は消防のやること、
タカは知れている。
タカは知れているが、
今にも続くこの俺の「微に入り細に入り一人で妄想する癖」は
その時に完成されたのだな、と思う。

ああ、話が道草的に埒外に発展したな。
583系だ。583系。はつかりだ。
583系の何が良いって、
基本寝台電車だということだ。
それだけで、もう並みの列車とは違うのだ。
昼間特急であるから寝台の展開などあり得ないのだが、
それでも一種特別な優越感に浸れたのだ。

そいや、当時の朱家は
旅行の特急はなぜかグリーン車であった。
別に金持だった訳ではない。
俺がせびった訳ではない。
たまの贅沢をガキどもに味あわせたいという親心か。

グリーン車など、大人になってから乗った試し無いんだが。

話は尽きないのでやめとく。

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