ハッシュドポテト讃歌(特急ひたちのための序曲)

2023年02月07日 18時07分16秒 | 巻二 起居注
ジャガイモという存在は好きである。

特に、ジャガイモさんを揚げた食品はだいたい大好きである。

特定保健指導で控え目にしろと言われたとしてもそれは出来ぬ。
飲酒とポテト。
それが思うに任せない人生に意味は無い。あまり。


ここのところのお気に入り芋は、仕事帰りに仙台駅のNEWDAYSで購入するハッシュドポテト。
百円ほど。税込みか税抜きかは忘れた。
まあ、五十路になっても買い食い楽し。




ホームのベンチで堪能するのさ。
何故に貴女はこんなに美味しいのか。

あったかくて、適度にサクサクジュワーで。

はあ。

貴女の良いところは、適度に小さいと言う点だ。
この1個だけで満足できるわけではない。
でも、その軽やかな不満足感に私は満足するのである。

ポテチだと、一袋一気食いになるところ。
ハッシュドポテトさんはこの1個だけ。
罪悪感がまるで無いのがまた良いよね。


あなたに会えてよかった。きっと、わたし。寂しい夜もそばにいてくれた。


ベンチで貴女と楽しみながら、向こうのホームに佇むもう一人の彼女(概ね片想い)を眺める。

特急ひたちさん。




ああ、もう8ヶ月もあなたに乗ってない。こんな冬にあなたに乗れないなんて。バッテリーはピンピンなのにね。

あなたに乗って東京にまた行きたいなあ。


そろそろ真面目に考えてみようか。

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