3月になって最高気温が5℃前後の日が多くなってきた。
庭の餌台に時折ヒヨドリ、シジュウカラが姿を見せる。
あとは彼岸荒れをやり過ごせば雪融けが急速に進んで、4月には河川敷道路で知人との早朝自転車散歩が始まる。
学生時代に聴いた「イムジン河」がラジオで流れていた。
懐かしい。
1966年にまだアマチュアバンドだった「フォーク・クルセダーズ」が朝鮮民謡と思い込んで独自の歌詞をつけて発表した。
翌1967年にプロとなってシングル盤を発売する寸前に、原作者が半島におられたという事実から在日朝鮮総連からクレームがつき、レコード会社の判断で「発売禁止」となった歴史がある。
その後、政治的な色合いが濃いとして放送は自粛されていたようだが、多くの歌手によって歌い継がれ、学生寮のコンパでもよく歌われていた。
2002年に30年以上を経て発売が可能になり、昨年、ウクライナ戦争を意識して新しい録音盤が発売されたようだ。
もし、第二次世界大戦でソ連が北方四島のみならず北海道へ侵攻していたら・・・と考えると、この歌がなお一層心に刺さってくる。
戦争は絶対にしてはならない。
イムジン河 朝鮮半島中央部を横切っている。
この歌は私も好きです。
政治的な思惑で暫くうたわれなくなったのを残念に思っていましたが、それなりに歌われていたのですね。
素直にこの歌の想いを感じたいものです。
北海道が侵攻されていたら、と同じ感慨を持ちました。