覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

2歳戦 クライマックスの正体!!

2007年12月05日 17時10分25秒 | Weblog
 中央競馬会の機関誌『優駿』12月号表紙は、次の大きな見出しが躍っている。

        2歳戦
      クライマックス!!


 実に、中央競馬には、かつてクライマックスという馬がいて、走っていた。この馬は8戦して1勝、2着1回でその唯一の勝利が次のレースだった。


 1990年 6月9日 札幌3R 未勝利

 1着 7枠 9番 クライマックス
 2着 3枠 3番 ミカルマスデイジー
    (12頭立て)


これらのゼッケン、特に3番は12頭立てでは、15番にもなる。即ち、このレースこそが、阪神ジュベナイルフィリーズの

 1着 7枠15番 トールポピー
 2着 5枠 9番 レーヴダムール

 この大一番の予告そのものだった。これが12月号冒頭で、2歳戦は クライマックス と向こうが予告した理由であり、正体だったのである。
 わたくしは、先週の半ば時点で、この馬、このレースのことをご登録の皆様にお伝えしていたものである。

 また、唯一のこの クライマックス の2着したレースが

 1990年 5月6日 東京6R

 1着 7枠 8番 フジファーストレグ
 2着 5枠 5番 クライマックス

で、これも 枠連 5-7 で、先週の予告だった。



 わたくしは、事前に、先週の出馬表発表前に、ある1頭の枠が発射であろうこと、また出馬表確定の時点で、ここのブログにも、狙っていた馬が、狙っていた枠に入った、と申し上げた。

 私が読んでいた馬と枠は、エイムアットビップ 及び 5枠 であった。


   エイムアットビップ   VIPを目指せ


という意味だと、JRAページの馬名説明には記されている。しかし、これは、VIPがベリーインポータントパースン(重要人物)で、人間であることと些かそぐわないニュアンスを持つ。わたくしは、先週時点で、阪神ジュベナイルフィリーズ出走予定馬で、この馬名を確認したとき、思った。

 この VIPを目指せ は、VIPを狙え であり、

VIP = 守屋武昌 元防衛事務次官

であり、山田洋行らの、この重要人物をターゲットにした工作を見事に写し取る1頭であると判断した。
 無論、その前の週、ジャパンカップ。単勝1倍台の圧倒的人気 メイショウサムソン が5枠で不発に終わった。これから、翌週、GⅠ(jpnⅠ)で、5枠を探るのは当然である。

ましてや、土曜のステイヤーズステークス やはり、5枠のトウカイトリックが疑われ、しかし、4枠が発射で、この5枠の圧倒的1番人気もとんだ。その顛末は、先日のこのブログ記事にも記した通り。

 さらに、次のような押しも加わった。1番人気オディールは『白鳥の湖』の登場人物の黒い白鳥であるが、これが人気の折、今年のスワンステークス

  1着 スーパーホーネット  藤岡佑介
  2着 フサイチリシャール  福永祐一

 この二人のジョッキーが、5枠に同居したのである。白鳥(スワン)を制した2人が、オディール(スワン)を退治する

 わたくしは、この仕掛けも向こうの意思と見た。

 わたくしは、まず殆んどこのような言い方はしないのだが、阪神JF 5枠発射は絶対 と踏んで臨んだ。


 が、実に、わたくしは7枠を取り逃してしまった。この枠不要とまで、皆様に申し上げてしまった。理由は、

 前日、土曜ステイヤーズSでも77 7枠北村 が発射し、ここも7枠の北村枠であったこと

 7枠13番 カレイジャスミン   北村
 7枠14番 ラルケット     (=弓)
 7枠15番 トールポピー     角居厩舎

 この ラルケットは弓という意味で、これでは、昨年2着 アストンマーチャン の馬主・土佐眞弓さんと合致する。土佐オーナーは、ご自分の名前で、しんきゅう会という会まで主催されている。
 さらに、角居厩舎は昨年ウオッカと同じで、謂わば、この枠の発射は2年連続同じことを起こすことになり、その必然性がわたくしには感じられなかった。

 結果、この7枠発射。そして、一昨年の テイエムプリキュア 昨年 ウオッカ 今年のトールポピー で、あるいはと疑ってきた、あるこの阪神ジュベナイルフィリーズ というレースの1つの隠されたテーマが私にも了解されたのである。その正体はここでは書けないが、中央競馬会でほぼ唯一の題名のこのレース。この本来は不発のはずの枠の発射で、わたくしは向こうのメッセージを受け止めた。

 それでも、今年秋のあるGⅠシステム。わたくしも登録の皆様には、そろそろ外し頃と申し上げたとおり、先週は機能せず、ここまで 9レース中7レースでの発射 である。が、あと2週、2つのGⅠが控えている。
 先週、阪神JFが不発に終わり、ステイヤーズステークスが上質な配当であっただけに、いささか不満も残るが、今週 朝日FS もこの馬の枠であろう、という1頭を既に見据えている。また、まず素人では見つかるまいと思われる、この2歳チャンピオン戦に連動すると思われるレースも、既にキャッチし、お伝え済みである。

 無論、この時期、有馬記念を読み込み、どうやら何が起こり、どう示唆しているか、素材は揃いつつある。確かに、JRAの有馬記念へ向けたポスターは直裁だが、実は『椿三十郎』の城代家老睦田やへいの台詞通り、「いちばん怪しいやつはとんでもないところに居る、危ない危ない」で、実は、無効様から発表されながら、多くのファンがあまり省みないあのお知らせに、正体があると見ている。

 わたくしが、最新号の『優駿』のその週の、重賞回数と同じページで、サインを探り出していることはご存知だろうが、先週は、3つの重賞の回数から、41、43、59ページに示唆があると見て、

41、43ページ  共に6番の1着

59ページ   1998年毎日王冠

 これから、土曜 鳥羽特別 6番 エイジアンウインズ の発射 また、この歴史的毎日王冠で、映っているのが、4枠の蛯名エルコン であり、ステイヤーズステークス4枠と合致すること、そして4枠の1着 を読み取ったが、実は、この59ページのレースには、JRAの先週半ばのニュースと関連付けて、次のような阪神JFの示唆が織り込まれていた。その週中のニュースとは、

     ビッググラス号の登録抹消

だった。有名な馬でもなく、しかしこれは無意味ではなかった。


 1998年 毎日王冠  (9頭立て)

 6枠 6番 グラスワンダー
 8枠 9番 ビッグサンデー


 この6番も、9頭立てでは15番に当たり、このページとビッググラス抹消で、9番15番という阪神JFの正解を訴えていたものである。


 深まる有馬記念への自信。まだ間があるが、有馬記念週を含む、ご登録の方々には、わたくしが大切にしている、この秋の GⅠを支配しているシステム それをご理解頂く為に、昨年2006年秋、今年2007年春 の過去資料を含め、すべてをお話しするつもりである。あと、3週。そして、グランプリ有馬のカウントダウン。

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