覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

皐月8枠サイン

2010年04月22日 15時06分41秒 | Weblog
終わった話だが。

 先週、皐月賞当日の阪神 次のような特徴的な出馬表が現れた。

  11R 
     8枠13番 サクラキングオー 
     8枠14番 テイエムヒリュウ

  12R 
     1枠 1番 クリスマスキング
     1枠 2番 マルブツサクラオー

 どう見ても、わざとでおかしい。サクラ・キング・オー が11Rの8枠にあり、その直ぐあとに眼にする12Rの1枠にも連続する。この両方とも、皐月賞終了後に発走のレースである。

 私はこれを次のように考え、皆様にお話した。


 【以下、引用】
 
 どちらかが発射する、そう思われるのだが、わたくしはもっと踏み込み、これこそ、皐月賞のサインではないか、と危ぶむのである。


 出馬表を順々に見るとき、どう考えても、11Rの8枠を見終えた次に、12Rの1枠を見る。これは当然で自然である。従って、この配列は直ぐ、読む側に 8枠にあったものが1枠に置き換えられた と感じさせる。即ち

       8枠と1枠で交換・移動が行われる

 このメッセージである。この日の出馬表で、これに該当するものとは何か。

 ずばり、中山2Rで示したが、昨年皐月賞で1枠にあったものが、今年皐月賞で8枠に移動しているのである。これが、横山・後藤の同居 であり、これを強調する意図が窺える以上、昨年ロジ横山が死んだ人気枠だが、それが今年8枠で復活する、ずばり、皐月賞は8枠である、このメッセージではなかろうか。

 だからこそ、裏の阪神の最終から、メインの8枠を訴えて、この仕掛けを置いたのではないか。


   昨年皐月賞
     1枠 1番 ロジユニヴァース    横山    14着
     1枠 2番 リクエストソング    後藤     6着

   今年皐月賞
     8枠16番 ヒルノダムール
     8枠17番 ガルボ         後藤
     8枠18番 アリゼオ        横山

【引用、以上】
 
 結局、この 1枠 → 8枠 移動サインは、読み通り正しかった。

 私はこれ以外にも、当日、レースの進行と共に見分ける事柄をお伝えしている。

 例えば、皐月賞当日

 中山1R
  1R 8枠13番 ポルトゥエンセ  横山   社台レースホース
 11R 8枠18番 アリゼオ     横山   社台レースホース

 これは、メイン皐月賞と同じ、8枠の 横山・社台 であり、この2番人気の朝一番の1Rの1着発射で、皐月賞の8枠でも、大外横山のアリゼオ、これは弱まるという判断を持った。お笑いは、3時スタートの、フジTVの競馬中継である。
 直前予想で、細江純子も井崎先生も、松本ヒロシ・トラックマンも全て、8枠 ヒルノダムール を予想で挙げたのである。
 同じ8枠でも 3番人気 アリゼオ ではなく、6番人気 ヒルノダムール 最後に追い込んできて2着。

 さらに、

 中山3R  6枠のアポロ

    3R 6枠 7番 アポロヴァンドーム 
   11R 6枠12番 エイシンアポロン

 この、皐月賞と同じ、6枠のアポロ これも2着に発射してしまい、もし、これで皐月賞の6枠が来るのなら、6枠11番 エイシンフラッシュ の方だと考えることになる。結局3着に来たのがこれだった。


 これらは当日のレースの流れで読み込み、判断しなければならない事柄であり、わたくしもこれらに関し、ご指摘申し上げるようにしているが、当日の流れ、直前の判断までは、全ては言い及べないのである。

 毎回、このようなものはあり、これらを出馬表発表から、如何に的確に、また迅速に判断できるかどうか、最後は時間との戦いだが、読み込みの実際なのである。

 ご登録は

     sir_delacroix@yahoo.co.jp まで

 「登録希望」の件名を明記して下さい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする