覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

女王杯 本命確信!

2010年11月08日 19時05分38秒 | Weblog


 第35回 エリザベス女王杯 月曜夕時点で、わたくしの本命馬は既に決まっている。

 もし、今年の三冠馬アパパネが 〇枠 配置だったら、これも考えるが、そうならない筈である。わたくしの大本命は、もっと別の1頭である。果たして何番人気になるのやら。が、これが人気の一角を占めるとは考え難い1頭である。

 今回の手掛かりとして

    2010年 GⅠサイン馬  から  → 〇枠 または 〇枠 の発射

    エリザベス女王杯固有のある、2つのサインレース  

 これらの示唆する枠は ズバリ 〇枠で一致 しており、さらに、御登録の皆様方に申し上げている、今年のJRAの特異日。この該当レースから、はっきりとある馬が浮かぶ。



 昨年の女王杯は、忘れ難いレースであった。2000円買っても200万円になった馬連をゲットできたこともさりながら、実に鮮やかなサインが提示されていたからである。

 今年の女王杯にも関わる核心部分はお話できないが、可能な範囲で、昨年の情報、その一部を公開申し上げる。


 【昨年、エリザベス女王杯 情報より以下、引用】

 JRACM、あの4人組がカウンターで飲んでいるCMである。これが放映されたのが、この秋のGⅠ戦線に併せてであり、これが有意味的であることは経験上、承知しているが、ではそれが何なのか。

 仮説的に、わたくしは カウンターがキーワードと見て、以下のように考察する。

   ズバリ、サイン馬が    アキノカウンター

   サポートサイン馬が    アンダーカウンター


では、なかろうか。この秋のGⅠ競走なのだから、秋のカウンター をメインに据えるのは自然である。
 現役では、カウンター馬はこの2頭しかいない。


 で、辿ってみると、昨年末、12月27日(土)有馬記念前日のさざんか賞の出走から、アキノカウンターが、この秋のGⅠに示唆を発している、そのように関連付けられているらしい。出走順に見比べる。


    アキノカウンター  出走レース


 08年12月27日 阪神9R さざんか賞
    出走 6枠 6番 8着

    1着 1枠 1番 タイガーストーン   小牧
    2着 8枠 8番 グローリールピナス  川田
         (8頭立て)


 スプリンターズステークス

    1着 7枠13番 ローレルゲレイロ   藤田
    2着 5枠 9番 ビービーガルダン   安藤勝己


 これが 8頭立て1番 = 9番 発射で、これだけでは必然性が見えにくい。秩序ある示唆レースの初っ端で、露骨に遣るはずはない。ところが2戦目が異様にあからさまであり、はっきりサイン性を帯びる。


 09年1月17日 京都7R
    出走 5枠 8番 9着

    1着 1枠 1番 ブロードストリート  藤田
    2着 3枠 5番 ファミリズム     岩田
        (15頭立て)

 秋華賞

    1着 3枠 5番 レッドディザイア   四位
    2着 6枠12番 ブロードストリート  藤田


 実に、同じく 3枠5番 と ブロードストリート との決着である。

 この合致が偶然とは思えない証左に、この秋2弾目の話題の1頭、三冠を懸け、降着の憂き目を見た ブエナビスタ の2枠3番。これがこの上記、アキノカウンターの示唆レースでは、

   15着 2枠 3番 アドマイヤサムライ  安藤勝己  (最下位)

 実に、同じ騎手、安藤勝己 で最下位に終わっているのである。


 即ち、経験上からも自信を持って、レース後申し上げたが、誓ってアクシデントではなく、これは向こうが仕掛けた、脚本通りの降着なのである。


 このレース結果を、いささか恐るべきことに、今年1月のレースで予告している。これが偶然で起こったことだろうか。

 続く3戦目


 09年1月31日 京都9R つばき賞
    出走 7枠14番 12着

    1着 3枠 5番 ジョーメテオ      和田
    2着 8枠15番 ハマノエルマー     熊沢
        (16頭立て)


 これに対応する、秋3つ目のGⅠは菊花賞だが、全く関連がなく見える。

 菊花賞

    1着 1枠 1番 スリーロールス     浜中   大内
    2着 2枠 3番 フォゲッタブル     吉田隼人


 が、仔細に見ると、肩透かしと読んでよいほど、憎らしい裏の示唆をこのレースは含んでいた。この つばき賞 の出馬表を大外から見るのである。


       7枠14番 アキノカウンター    幸
       8枠16番 トゥザハッスル     浜中   大外


 実に、大外に 浜中騎手 を配置し、菊花賞では、大内 浜中の1枠1番 を優勝させ、2着位置は大外から、3番目 件の 14番 アキノカウンター 自身が担っている、そう映るのである。


 4つ目、一番近い 天皇賞・秋 との見比べではっきりするだろう。


 09年2月21日 小倉10R あすなろ賞
    出走 6枠11番 7着

    1着 2枠 2番 ヤマニンウイスカー   浜中   池江泰郎
    2着 5枠 9番 モエレビクトリー    的場
    3着 4枠 7番 テツキセキ       荻野
     ・
     ・
    6着 2枠 3番 スペシャルシンガー   北村友  池江泰寿
        (15頭立て)


 天皇賞・秋

    1着 2枠 3番 カンパニー       横山
    2着 1枠 2番 スクリーンヒーロー   北村宏
    3着 4枠 7番 ウオッカ        武豊



 実に、2枠の優勝、2番ゼッケンの発射。そして、4枠7番 ウオッカ これの3着位置が一致している。ばっちりではないが、大本命ウオッカ この3着までと、人気薄2番の発射。これの予告は十分と言える。池江親子厩舎のゼッケン 2番3番 これが天皇賞の馬番と合致する。



 以上、4レースの考察より、今週のエリザベス女王杯。これと対応する、アキノカウンターの次の出走レースは次のレースであると判断する。


 09年3月7日 阪神7R
    出走 4枠 6番 10着

    1着 4枠 7番 フミノイマージン   藤田  本田優
    2着 3枠 5番 マイネルクラリティ  川島  宮本
        (15頭立て)


 このレースの出馬表、及びレース結果。このレースに仕込まれたものが エリザベス女王杯 を語ると見る。

 そう確信してよいと判断される事実は、今回の女王杯の人気が予想される 16番 ブエナビスタ これとこのレースの16番目。即ち、15頭立て1番との次の合致である。


  エリザベス女王杯  8枠16番 ブエナビスタ   安藤勝己
  上記レース      1枠 1番 ラウリシルヴァ  安藤勝己  13着


 この 16番目 アンカツ の馬は惨敗している。従って、冒頭申し上げたように、ブエナビスタ は来ない。不発であると判断している。



 では、どの馬が来るのか。有力なのか、だが。先ず、勝者の出馬表の比較からだが

   女王杯 6枠12番 ブロードストリート
   上記R 7枠12番 ロードロックスター     3着

 この 12番 ロード の一致は3着までで、上位争いだが、連対まではどうか、ということになる。


 【引用、以上】

 

 以上、昨年の女王杯前日・土曜日情報から引用申し上げた。昨年女王杯前日、土曜情報の末尾は 繰り返すが ブエナビスタは来ない。 だった。

 結局、このアキノカウンターの該当レースの1着 4枠7番 本田厩舎 これが、昨年女王杯の 1着 4枠7番 クィーンスプマンテ と同じ位置で、しかもこの1頭と同居していた カワカミプリンセス これと同じ 本田優厩舎 であり、安藤勝己の圧倒的人気 ブエナビスタ 届かぬ3着まで またブロードストリート不発。これらまで、きちんと語っていた。

 さらに、昨年の『優駿』11月号 該当34ページ ここは 

       強い牝馬たちとはこの馬たちだ!

と題された、ゼニヤッタ レイチェルアレクザンドラ ら、世界の名牝を紹介するページだったが、このページの上方の文字、わたくしはこれがサインと読んだ。それが

          from OCEANIA

の一言である。皆様、気が付かれるだろうか? 飽くまで、エリザベス女王杯 と云う観点で眺めるのがポイントである。フロム オセアニア ここに明らかに OCEAN = オーシャン が読めるのである。

 女王杯でオーシャンといえば、テイエムオーシャン である。2001年 エリザベス女王杯 に1番人気で登場し敗れた、この年の牝馬二冠馬である。直ちにこのことから、導かれた事柄が昨年女王杯の結果だった。

   2冠馬(しかも2歳女王) ブエナビスタ これが不発に終わること

   テイエムオーシャン   →  本田優騎手で二冠  
                      今回は カワカミプリンセス 本田優厩舎 これが4枠

                   → テイエムプリキュア  

 結果、本田厩舎カワカミの4枠とテイエムプリキュアで決まり、馬連10万馬券となり、ブエナビスタが届かない女王杯だったのである。


 さて、今年 第35回 冒頭申した通り、2010年年間GⅠサイン馬が把握できており、これがこの秋の4つのGⅠ総てで、サインを放ってくれている以上、今回もこれに頼るが、これ以外に2つの女王杯固有のあるサインレースも、同じ方向性を指し示している。

 勝利する!

 今週も、エリザベス女王杯 1週のみのご登録も受け致します。GⅠサイン馬の正体は、詳細の通り、御登録下されば、その1頭、サインの仕方、年末の有馬記念までのサインレース一覧を含め、総てお話しいたします。

 ご登録は   sir_delacroix@yahoo.co.jp    まで

 「登録希望」の件名で、空メールを下さいますよう    


 へぇ~ あの日に公開の映画の、あの方。非業の最期だったのですね。

 わたくしも高校時代、長い髪で同級生女子から 古代進 と呼ばれていたものである。
 主演もかつてのJRAキャラ。反映するだろうね。ヤマトよ 永遠に! 



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アルゼンチン更迭位置

2010年11月08日 03時34分19秒 | Weblog
 GⅠの狭間、来週の女王杯から年末・有馬記念まで、7週連続GⅠ競走が控えていた折り、今週は競馬はお休みと云う方も多かった模様である。

 それでも、ファンタジーステークス アルゼンチン共和国杯 とも、テーマとなっている事柄が明瞭で、わたくしには興趣尽きないレースであった。

    ファンタジーステークス    ウルトラファンタジー                       スプリンターズステークス 優勝 

    アルゼンチン共和国杯    マラドーナの愛称=ペルーサ の登場と活躍


 これらがあったからである。この内、既述の通り、ファンタジーステークス は、ウルトラファンタジーが優勝した4枠がそのまま1着した。
 で、焦点のアルゼンチン共和国杯である。ポイントははっきりしていたと思う。


    1枠 2番 ペルーサ の青葉賞優勝位置

    4枠 7番 ペルーサ の天皇賞・秋 2着位置 

    5枠 9番 ペルーサ のダービー2番人気敗退位置


 アルゼンチンと云う国でどれだけサッカーが熱狂的な存在か。そして大統領をも凌ぐといわれる国民的スーパースター、マラドーナの存在感を考えれば、マラドーナの分身とも言うべきこのペルーサの上記の位置と無関係に、このレースが決まるわけがない。これは先ず、常識的な判断だろう。

 で、わたくしは結局 枠の 1-4 有力と見てお伝えしたのだが、上記3つのゼッケンで 1着 2着 3着 は出現したが、実に 2番 9番 7番 の順で、わたくしの読みは1・3着にとどまった。

 何故、アルゼンチンの国旗の色 薄い青と白 = 枠連 1-4 に、5枠9番が割って入ったか。今にして思えば、次のように考えられる。

 それは、マラドーナ監督でのワールドカップ敗退、監督交代劇 である。

   5枠 9番 ジャミール    安藤勝己(病気) → 大庭和弥 に乗り替わり                     
                     マラドーナ不振  → アルゼンチン監督交代
 どうやら、これで、ダービーで2番人気と支持を集めながら駄目だった 5枠9番 ペルーサ この位置を、ジョッキー乗り替わりでマラドーナ更迭を暗示し、その乗り替わりに マラドーナ去ってもサッカーは不滅 という、アルゼンチンの国技への尽くせぬ思いを吐露したものと考える。

 この演出の為の、土曜早々の安藤勝己の病欠と云う演出だった模様だ。納得した。

 大一番ダービーの敗退位置、これをジョッキーを乗り替わらせ、逆に発射させる。

 結局、今年の建国200周年記念のアルゼンチンは、国民的ペルーサの今年の重賞優勝位置とダービー敗退乗り替わり位置で決まった。3着が天皇賞2着位置。


 幾つか傍証的な事柄をお示し申し上げるが、アルゼンチンの国名の由来は の川 だそうであり、この土日、土曜のあるレースで、唯一 銀=シルバー の馬が1枠に置かれていた。

 また、優勝のトーセンジョーダンだが、ジョーダン=ヨルダン これは中東の王国で、共和国と馴染まないのでは、とも疑ったが、前走でアイルランドトロフィーを勝っていた。アイルランドは共和国である。これでクリア。優勝2番ゼッケンは、先週のスワンステークスでも人気薄の ショウナンアルバ そして天皇賞でも ブエナビスタ が発射し、今週は原則的に打ち止め状態のはずだが、出馬表を総覧すると、意外にも先週のリバイバルを示唆する配置が目立った。


 もう1つ。お伝えした、大勝利に終わった、日曜東京4R 紐解くと

   1枠 2番 イケマドンナ  

 アルゼンチンの国民的英雄ペロン大統領夫人が、エビータと言われ、国民から聖母の如く崇められ、これを下敷きにミュージカル『エビータ』が作られた。作曲は アンドリュー・ロイド・ウェッバー そして主役エビータは、言わずと知れたマドンナである。わたくしの傍らには証言して下さる方もあるが、わたくしは先週の天皇賞終了の日曜夕方から、来週マドンナ馬が出たら、迷わず買いだ、と言い放って、待ち構えていたものである。しかもこれも1枠で、メイン・アルゼンチンの1枠発射を、シルバーとともに告げている。

 この東京4Rだが

    1枠 2番 イケマドンナ      10番人気    単勝 37.6倍
    3枠 6番 トーセンパピヨン    2番人気 

 このマドンナを狙えば、相手は人気で単純な馬券で、枠連 84.5倍 馬連 98.9倍 馬単 275.8倍 である。思わず「マダーナ!」と叫ぶ馬券だった。そして、一言是非申し上げたいのが

    6枠12番 シンクオブミー 

 この存在である。思い当たられぬ方のため、ご説明申し上げる。この「シンク・オブ・ミー」は、同じくアンドリュー・ロイド・ウェッバーの傑作『オペラ座の怪人』の中の有名なアリアである。全編のヒロイン、クリスティーナがまだバックコーラスの一員でありながら、自分の腕前を披露する際歌われる明朗な曲で、実はこの同じ作曲者の同じミュージカルナンバーが同一レースに登場させられている仕掛から、わたくしは一層このマドンナを疑ったことは、御登録の皆様方にお話ししたとおり。またわたくしは、この イケ+マドンナ には、先だって亡くなったお化け視聴率女優、池内淳子さんへの思慕が込められていることも感じ、その通り、お話しした。若い方には、池内マドンナの圧倒的な人気振り、既に昔日でご存じないかも知れないが。


 同様、日曜東京7R ここに 4枠7番 ヒカルルーキー が登場した。皆様、ドラフトが例年以上に、早稲田三投手の1位指名で盛り上がり、直後の実に50年振り、六大学野球で早慶戦での優勝決定戦という華やかなイベントがあり、同じ夜のプロ野球日本シリーズを視聴率で凌いだ週である。この折、ルーキーが登場したら、迷わず買いではなかろうか。相手に、これもマークしていた ナシュワンヒーロー で比較的人気の組み合わせながら、枠連 34倍 もつけてくれた。


 もう前夜になるが、千葉ロッテが日本一を決めた。


 来週は 第35回 エリザベス女王杯 今年の女王杯でも、思い当たること、瞭然。

 そして、今年の GⅠサイン馬 これがここまで秋の4レース。総てで指示通り発射している。今週も

     〇枠   または    〇枠   の発射 

と予告が既に為されている。我われはどちらなのか、既にその読みにかかっている。

 昨年は、この女王杯、クィーンとプリンセスの揃った4枠を軸と見て、ブエナビスタを軽視し、開催前日土曜の テイエムの異常配置 これを読み取って 6枠 テイエムプリキュア に格別の注意を申し上げ、馬連 10万馬券 で晩秋の京に遊んだものだ。

 今週も頂く!!  らいかぁ~ ヴぁーじん~ 

 読み辛かったかもしれないが、『優駿』該当1ページ。昨年のウオッカのジャパンカップが提示されていた。わたくしはこれが 3-5 3枠の谷水オーナーの優勝 なので、これを今年の菊花賞の謎解きと読んだ。無論、今年の菊花賞要素でなく、昨年の菊花賞要素

     1枠 スリーの馬     スリーオリオン(菊花賞は スリーロールス)
         トーセンジョーダン  池江息子厩舎(菊花賞は フォゲッタブルで池江パパ2着)

 この暗示で、要素の集まったアルゼンチンの1枠示唆だと踏んだ。

 世界の競馬ニュースでは、ゼニヤッタ 20連勝ならず! これが駆け巡った日曜だった。


 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする