覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

ジャパンC ブエナビスタは不発!!

2010年11月22日 13時24分42秒 | Weblog
 御登録の皆様方にも、先週土曜にお話ししていた事柄を、お示ししよう。

 それは、マイルチャンピオンシップとその前日の福島メイン・福島記念の出馬表の、特殊な7枠の合致である。俗にこれを兼ね合い材料と呼び、「一方が来れば、もう一方は不発」が原則である。


     11月20日(土)  福島記念

       7枠14番 ニルヴァーナ      母・ニキーヤ
                             池江泰郎厩舎   牡7歳

     11月21日(日) マイルチャンピオンシップ 

       7枠15番 ゴールスキー      母・ニキーヤ     
                             池江泰郎厩舎   牡3歳

 所謂、競馬的には半兄弟の間柄で、これが土日の同じ7枠に同じ厩舎で揃えられている。
 このような場合、この土曜の7枠がやるかどうか、これで翌日の7枠の取捨を判断する。


 わたくしはこうお伝えし、福島記念が 3-6 に終わったのを受け、日曜マイルCS この7枠がかなり有力と見て、結局、当日朝 枠連なら 〇-7 〇-3 これを有力と見てお伝え申し上げたが、当日のレース経過で 3枠も 6枠も薄まり、○枠までも薄めの材料が提示され、首を捻りつつ迎えたレース直前だった。


 サインを整理し、申し上げれば

   『優駿』該当15ページ   今年のヴィクトリアマイル
      この当日の 新潟メイン   =  福島記念 
      この当日の 京都メイン   =  マイルチャンピオンシップ


   『優駿』該当27ページ   天皇賞・秋 のレース回顧記事
      土曜東京スポーツ杯2歳S   今年の天皇賞・秋と同じ 1枠2番 スミヨン 優勝
      マイルチャンピオンシップ    同様、ショウワモダンと組んだ スミヨン 2着 
                          

 申し上げた通り、ヴィクトリアマイル 5月16日 の別のメイン2つをそのまま、枠連も馬番も同一。
 天皇賞・秋 これは 1枠でショウワモダンと同居した スミヨン騎手の2番ブエナビスタが勝利し、2着が4枠。先週も、土曜東京メインが 1枠2番 スミヨン 1着 日曜マイルCS は天皇賞2着の4枠でショウワモダンと同居のスミヨンが2着。
 
 これらはサイン過剰であり、飽くまで例外的な事柄に属する。
 が、それが先週の真実だったことになる。

 マイルCSの優勝 13番 これも隠されて見えないが、11月号表紙の凱旋門賞

        13番 ワークフォース      凱旋門賞 優勝
        13番 エーシンフォワード   マイルCS 優勝 

 この合致で画策されていたものらしい。正直、わたくしはこの13番ゼッケンは、今週のジャパンカップで警戒と見ていた。


 また、わたくしは、土曜時点では 11月15日 坂本龍馬の暗殺された日、白鵬の連勝が止まり、この今年話題の 龍馬 この故郷土佐で、今年5月 福永洋一記念 と云うレースが創設されたことを受け、

    1979年 毎日杯    福永洋一  落馬   競走生命を絶たれる
    2010年 毎日杯    武豊     落馬   長期休養に入る

 この落馬事故を演出として、この毎日杯がマイルチャンピオンに関わることを確信し申し上げたが、読みの方向性が違い、確かに今年の毎日杯

     優勝   4枠 ダノンシャンティ  

 これと同じ、4枠のダノンの馬の発射。そして、このレースで圧倒的な人気で5着に破れた

     11頭立て2番  ルーラーシップ   岩田康誠 
          (11頭立て) = 換算13番 

 この 13番 岩田 のリベンジ だったというのが正体だった。



 ここまでやられたことで、わたくしの今週の、秋最大の大一番 第30回 ジャパンカップ これへの覚悟も定まった。詳細は木曜発売の『優駿』11月号。そして出馬表発表を待ち侘びる。


 30回のアニバーサリーを迎える ジャパンカップ 

 わたくしのこのレースへの考えを多少述べれば、このレースは、一年の春以来のレースの総決算、最強馬決定戦的に組まれたレースではなく、飽くまで国内的には、ある秋のレースの幾つかと関連付けられており、シーズンのGⅠらしく、秋の重賞の一環として演出されているということである。
 過去10年でも、外国馬の優勝は2度。しかし外国人ジョッキーの優勝は6回。段々、馬よりも人の外国招待レースという色合いが濃くなってきた。結局は、馬を介した海外との友好親善なのだから。

 サイン的に申せば、わたくしはこのジャパンカップへ向けた、年度後半のサインレースを3つ把握している。最も重要なものは あるGⅠレース であり、過去遡っても、1度しか連動を外されたことが無い。

 
 ずばり、ブエナビスタ スミヨン を切り捨て、秋最大の大勝負をするレースである。

 既述の如く、既に示唆レース3つの分析をまとめ、今回がどういうレースなのか、察知しているつもりである。

 確かに、凱旋門賞2着馬 ナカヤマフェスタ これに現在国内最強と目される ブエナビスタ これに加え、ダービー1・2着馬 皐月賞馬 春の天皇賞馬 これに偉才ペルーサ 昨年の2着馬 などが揃い、豪華メンバーで行われる、第30回 アニバーサリーレース。

 しかし、登場するのは、正しく最強を誇る1頭ではなく、肩透かしとも言える、このシーズンの旬の1頭に過ぎない。30周年を連呼するからには、このレースのルーツも考え合わせられよう。


 木曜出馬表発表、これで直ぐ結論が出るはずだ。木曜が心待ちとなる。

 それまで、しばし、歴史を紐解き、読みを磨ぐ。ブエナビスタ は不発に終わる


 ご登録は     sir_delacroix@yahoo.co.jp    まで

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 紅葉を酒杯に浮かべ ・・・  

 再度、問う。

 ジャパンカップ とは何か。何が、天皇賞や有馬記念とは異なるのか?


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