覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

月日は流れ、君は残る

2015年03月02日 16時40分47秒 | Weblog
 
 日曜の阪急杯 人気となっていた 5枠9番 コパノリチャード 武豊 1.9倍 だが、わたくしは土曜時点で概ね不発を確信し、根拠と共にお伝え申し上げていた。
 
 が、ひょっとしたら、もし 枠連 1-5 ならば、このレースでの発射も有り得るとの見方も同時に御伝えしていたものである。それを打ち砕いてくれたのが、当日の阪神のレース経過だった。
 
 
  日曜 阪神 7R 枠連 1-5    1030円
  日曜 阪神 8R 枠連 1-5    1420円 
 
 
 2発も連続で 1-5 を出してくれる。文字通り、ありがたいことで、わたくし自身もこれらの投票には及ばなかったが、今週 枠連 1-5 出現・刻印は当然と判断し、予期していた。ただ、結果として余り目立つ形ではなかった。
 
 皆様。似たような事象はよくある。連続して同じ枠・ゼッケンが発射し続ける。極端にある枠連、また馬番がある日に集中して出現する。これは、向こうの意図、連呼されるメッセージであり、必ず意味がある。何故、この先週開催が 枠連 1-5 出現週だったのか。
 
 
 手順にお話しよう。土曜に次の配置をお示しし、お話した。
 
 
  2月21日(土)京都12R  5枠10番 ジョージジョージ
  2月28日(土)阪神 1R  5枠10番 コパノチャールズ
  3月 1日(土)阪神11R  5枠 9番 コパノリチャード
 
 
 
 同じ週、同じ競馬場のレースで土日に5枠のコパの馬が重ねて配置される。このような場合、原則として発射するなら一方だけ。そして、事実、この土曜朝の1Rの5枠のコパの馬は発射済みとなった。
 
 皆様。もうお解かりだろうが、前の週からの下準備で 同じ5枠に
 
    ジョージ   チャールズ 
 
 これが並べられれば、解からない方が暗愚。息子とパパの名を出された以上
 
   2月下旬初来日  ウィリアム王子  
 
 これを迎えるレセプションである。パパが英皇太子チャールズ、(母が故ダイアナ)、キャサリン妃との間の長男がジョージ王子である。もし第2子御解任中でなければ、揃った来日となったことだろう。
 
 そして、この発射済みでもう不発のはずの阪急杯の5枠だが、ひょっとして、と思わせた最大の根拠は、このウィリアム王子の来日期間中の日程の目玉にあった。英国フェア開催中の渋谷の書店、NHKスタジオで鎧兜の着用、皇居での両陛下との御昼食会。これら以上に、大きな、王子御自身の強い意思での御訪問先
 
   被災地福島 訪問    → 2014年 福島記念 枠連 1-5
 
 この最も近い 第50回 福島記念 これは
 
 
   1着 1枠 1番 ミトラ     
   2着 5枠 9番 フラアンジェリコ 
   3着 2枠 4番 メイショウナルト   
 
 
 これと酷似したGⅠを「被災地」からも思い浮かべるべきが、競馬に対処する正しい発想なのだと思う。
 
 
   2013年 第80回 ダービー   
 
   1着 1枠 1番 キズナ
   2着 5枠 9番 エピファネイア 
   3着 2枠 3番 アポロソニック    
 
 
 即ち、被災地でキーワードとなった「」。これを冠し、被災地復興を支援するイベントとして挙行された一昨年ダービーと全く同じ、去年の福島記念の 枠連 1-5 これがウィリアム王子を迎える週、必至。だからこそ、ジョージ、チャールズ これらをその一方の5枠に配置した訳だ。
 
 そしてその前日のチャールズ枠発射、当日のレース経過での 1-5 連発。これで安心して、1-5 をメインでは否定する。 当日はこのような判断の連続、積み上げである。レース直前までに、不発確信できる枠が見つかることは重要だと考える私である。
 
 
 その昨日日曜の阪神。そして今日のイベント
 
  3月1日 阪神 9R すみれステークス  枠連 5-8
       阪神11R 阪急杯       枠連 3-7  
 
  3月2日 宝塚音楽学校 卒業式    
 
 
 無論、意識されたレース配置で、宝塚と云えば著名なテーマソング『すみれの花咲く頃』。これがこの すみれステークス の本質であり、同一日メインの阪急は、宝塚歌劇団の親会社。同じ、小林一三さんの創業した同系列である。
 
 だからこそ、このすみれのレースでは、去年即ち最も近い宝塚記念 枠連 5-8 あのゴールドシップ連覇のレースが再現される。そして『優駿』3月号該当ページの、ビワハヤヒデ この宝塚勝利の 枠連 5-8 とも合致を見る。勝ち馬 スピリッツミノル これも終わってみれば、スピリッツ(魂)、実る。厳しい学業の日々を経て晴れて卒業。愈々初舞台が待つ宝塚歌劇団の一員となる、若き乙女らの一途な思いの成就。これを卒業式シーズン、込めたものである。ここ連日も、街中、駅周辺で、袴姿の乙女らと親御さんら。都内でも見かけるではないか。2着 ライトファンタジア これも、宝塚らしいファンタジー。そして、当然、昨日の 第59回 阪急杯 この結末は、恐らくは間違いなく、今年の宝塚への布石である。 
 
 
 
 そして申し上げた、阪神最終。獲れなかったメイン重賞後、御伝えしたとおり、美味しい馬券が待っていた。
 
 昨日、3月1日は マーチの日 即ち
 
 
    3月 MARCH = マーチ(行進曲) 
 
 
 この合致から、行進曲の日 である。だからこそ申し上げたのは、ともに端に置かれた2頭だった。
 
 
  阪神10R  8枠16番 グレナディアーズ   3番人気  9着
               = 英国擲弾兵連隊行進曲 
 
  阪神12R  1枠 1番 ウォーシップマーチ  9番人気        
 
 
 片や、16頭立て大外、片や1番で最内両端に行進曲が揃えて置かれているのである。皆様、どちらが発射してくれると嬉しいだろうか。人気のある方が安心して買える、と云う一面も、また人気薄の方が小額でも配当が大きい、化ける、と云う発想も、どちらも人情だろう。問題は、人気の一方が不発に帰した時、もう一方を買うことなのである。
 
 
 最終の9番人気 単 38倍 先週該当の24ページ ここは ウオッカ 四位洋文 であり、この日曜は四位は4頭。ここが最後の1頭。ここまでは7着 15着 10着と続き、良いところ無し。しかも、この日、3回も 1枠1番 に配置され、この最終が3番目。要するに材料が揃っていたのである。
 
 
 確かにウィリアム王子来日週なので、英国の軍隊マーチの発射が人気なら自然だが、不発だったなら、逆にこの最終を狙うのが、英国愛であり、王子への儀礼とも考えられる。ここから人気を中心に流せば好い。これが基本の作戦。
 
 
 
  日曜阪神12R 
 
   1着 3枠 5番 リバーソウル     戸崎  4番人気 
   2着 1枠 1番 ウォーシップマーチ  四位  9番人気
 
 
   枠連 1-3  7620円   馬連 18040円  
 
 
 思えば、宝塚歌劇団の日。隠しテーマである以上、創業者から
 
 
   小林 一三  = 枠連 1-3  
 
 
 これが用意されていることは察しが付き、ただ小倉5Rで既に 枠連 1-3 12330円 という配当で出現済み。が、この阪神の最終でこそ、と云う買い目はあった。さらに、これまた、読み込みの段階で察知すべき事柄で、わたくしとて毎開催日、これを考え続けるのだが、この最終の勝ち馬の馬名
 
 
   3枠 5番 リバーソウル    
   3枠 6番 ストリートハンター     
 
 
 この3枠を凝視すれば、これが川崎の河川敷に漂い、彷徨う魂。捨てられた少年の魂魄の形容に映り、同居の通りの狩人とは、街中を徘徊する不良共を指している、この同居枠で、週中の最大の事件写しの3枠だったのではなかろうか。
 
 
 
 今日も報道が少しずつ、伝わって来て、無論殺害の自供。また共犯性の度合いなど、連日慎重且つ厳しい取調べが進められていると思われる。国民の多くが極刑への期待を高めるような内容が続出する。
 
 
 
 
 
 今週、愈々、クラシックへ向け主要候補が複数登場する 第52回 弥生賞 これには 9年連続 過去12年で11回 の連動レースがあり、別角度の手掛かりからも、わたくしは〇枠を疑う。
 
 まだ、10回目となる、歴史の短い重賞 第10回 オーシャンステークス これは、過去9回の内、初回を除く、8年連続の連動を見つけているが、この連動自体が短いことは事実ながら、先週の情報をお読み頂いている御登録期間中の皆様方は、私が確信する枠を既にご承知である。あれが物凄いサインだ!
 
 
   オーシャンステークスは 100% 〇枠 発射!
 
 
 これで、大勝負のレースとなる。
 
 もう1つの重賞 第22回 チューリップ賞 これは2つの連動レースが共に 枠連 〇-〇 で合致し、どちらかの枠の発射だと思う。
 
 
 御登録は 
 
    sir_delacroix@yahoo.co.jp    まで
 
 『詳細希望』または『登録希望』の件名にて、空メールを下さい。
 
 
 お雛様を出して・・・ 
 
 
 上村君の 〇-〇    今年の春、大舞台で強烈な炸裂を見る筈だ。  
 
 
 
 

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死に至る紐

2015年03月02日 11時22分38秒 | Weblog
 
 結局は
 
   川崎中1殺害 容疑者逮捕 
   後藤騎手 自殺 死去
 
 これで、1999年8月19日の週末の 第35回 札幌記念 
 
 
   1着 3枠 3番 セイウンスカイ    皐月賞、菊花賞  横山
   2着 7枠 8番 ファレノプシス    桜花賞秋華賞  武豊
 
 
 この激突レースに直ぐ着目することこそ、向こうのメッセージであり、意図であった。
 
 この 皐月賞馬 VS 牝馬クラシック馬 この激突と 枠連 3-7 これが日曜の真髄だったのだから。
 
 
 
 昨日日曜、中山では、次の同一騎手の3連続騎乗機会優勝、即ち3連勝もあった。
 
 
  日曜中山 
 
   5R 1着 7枠13番 バンゴール       柴山雄一 騎手
   8R 1着 7枠12番 メジャーステップ    柴山雄一 騎手
  12R 1着 8枠15番 マドリードカフェ    柴山雄一 騎手
 
 
 世間を驚かせつつ、実は向こう(JRA演出者側)は計画的にことを進めただけ。
 
 
 だから、前記事で書いたようなわたくしの結論にも、思い至る訳だ。
 
 
 
 また、土曜、リョウタから 生涯5勝の内の、最初と最後の 枠連 3-7 7-8 をご紹介申し上げたが、枠連 3-7 の方が正解、日曜阪急杯で出現したと云うことだった。
 
 
 
 人口に膾炙したお話だから、喋っても構うまいが、まだらの紐とは、実は毒蛇だったのである。
 
 
 
 
 

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シャーロック・ホームズ「白い紐」

2015年03月02日 01時52分31秒 | Weblog
 
 どうしても、こういう事態になると、一体何だったのか? これを追究しようと思うのは当然である。
 
 ことが終わっても、本質と真実に辿り着きたい。
 
 
 これは本当に、一個人の内面の問題、心的葛藤の末だったのか。
 ひょっとして、ある組織的事情の、何らかの策動に因るものではないのか。
 
 
 
 
 
 どうしても、次の一群の事実に辿り着く。
 
 「偶々だよ。」あるいは「彼のことを偲ぶ為、あとからそう演出し、書き換えたのだ。」 どちらの言い分も聞こえてくるようである。
 
 
 後藤浩輝 ジョッキー。この喪章の開催となった、3月1日日曜。
 
 全国の競馬ファン、乃至は競馬を知っている人々には、今日のレース予想以上に、後藤騎手死去(自殺)の報で、騒然としていた筈だ。
 
 主要競走は、次の結果だった。
 
 
   第89回 中山記念 11頭立て 4番7番 
     =  後藤浩輝最後のGⅠ勝利 2011年オークス 4番18番 
 
 
   第59回 阪急杯  枠連 3-7  
     =  1999年8月22日 札幌記念  枠連 3-7 
 
 
   関門橋ステークス  枠連 5-6 
     =  後藤浩輝最後の出走レース 今年2月22日 京都最終 
 
   
 
 
 これは結論がそうである、と云うだけである。全部、偶々かも知れない。
 
 この内、2つ目の阪急杯は、何故、この1999年のこのレースなのか。意味は手順に説明申し上げる。先ず
 
 
   2012年 第72回 オークス 
 
   1着 2枠 4番 エリンコート      後藤
   2着 8枠18番 ピュアブリーゼ     柴田善
 
 
   2015年 第89回 中山記念   
 
   1着 4枠 4番 ヌーヴォレコルト    岩田 
   2着 6枠 7番 ロゴタイプ       デムーロ弟 
       (11頭
 
 
 云うまでも無く、11頭立てだったので、馬番 4番7番 = 4番18番 で完全に合致しているのである。無論、両方とも
 
   4番ゼッケンのオークス馬 
 
 また、後藤のJRAのGⅠ勝利は5勝なので、その数少ない内の別の一つ。次の1頭との合致も明白。
 
   2015年 中山記念   4枠 ヌーヴォレコルト    岩田
   2004年 朝日杯FS  4枠 マイネルレコルト    後藤 
 
 同じ、レコルト馬(レコルト = レコード、記録)
 
 
 さらに、わたくしも今週、かつての的中自慢を申し上げた、2006年 ジャパンカップ・ダート これも
 
   1着 4番 アロンダイト       後藤
   2着 7番 シーキングザダイヤ    武豊   
 
 
 これまた同じ。2人のレコルトの、岩田と後藤。この2人には、2人だけの格別な思い出、因縁がある。それは、先週の勝ち馬 カレンブラックヒル の2012年 NHKマイルカップ このレースで
 
   3枠 6番 シゲルスダチ     後藤  落馬・競走中止 
   4枠 8番 マウントシャスタ   岩田  失格・騎乗停止 
 
 岩田が邪魔し、後藤が堕ち、怪我。戦線離脱。これに対し、岩田は失格で、2週後のオークス 御手馬ジェンティルドンナ の優勝、二冠目を乗り代わりの川田将雅に譲る。
 
 
 
 
 日曜メインに戻るが、3つ目の小倉メイン これは
 
 
   2015年2月22日 京都12R 
 
   1着 6枠11番 ラローザブル       幸  西浦厩舎 
   2着 5枠10番 メモリーシャルマン
   ・
   ・
  13着 3枠 6番 メモリーシャルマン    後藤 安田厩舎 
 
 
   2015年3月1日  小倉11R 関門橋ステークス 
 
   1着 6枠 9番 タマモトッププレイ    津村  
   2着 5枠 7番 コウエイワンマン     丸山 
 
 
 
 これが、枠連 5-6 で合致する。ちなみに、この2月22日京都最終の 
 
   幸騎手  西浦勝一厩舎   川崎記念2連覇
 
 
 これを1月28日に達成したばかりであり、その偉業の地、川崎競馬場近くの川原で、20日早朝、中1の男の子の御遺体が発見されたばかり。
 
 
 
 最後のメイン、阪急杯 枠連 3-7 何故これなのか!だが、ご紹介申し上げる。事実である。
 
 
   1999年8月22日 第35回 札幌記念  
 
   1着 3枠 3番 セイウンスカイ    横山
   2着 7枠 8番 ファレノプシス    武豊 
 
 
 ローカル重賞ながら、華々しいクラシックホースの激突であり、セイウンスカイ は スペシャルウィーク の同期で、皐月賞 菊花賞 を制した二冠馬。また ファレノプシス も 桜花賞 秋華賞 を制した二冠牝馬。ついでに、ローズステークスも勝利している。
 
 問題は、この1999年の夏。映画のタイトルではなく、この札幌記念を週の唯一の重賞、頂点とする開催週に先立つ、3日前。次の出来事が起こったことが報じられ、無論スポーツ新聞の一面を覆った。
 
 
   1999年8月19日 美浦トレセン内「若駒寮」にて、暴行事件
 
     後藤浩輝が後輩・吉田豊に対し、木刀で殴打。負傷せしめる。
 
 
 JRAによる事情聴取、裁定委員会で後藤騎手は4ヶ月と云う異例の長期の騎乗停止処分となった。
 
 
 果たして、若年者の同じく若年者への暴行が問題となった週、この週の再現は、果たして無関係で、全く偶然に拠るものなのだろうか?
 
 
 再度、整頓する。昨日3月1日。川崎少年殺人の実行犯逮捕を受けた週の日曜メインである。
 
  中山記念  後藤最後のGⅠと同じ馬番再現
        後藤のGⅠ馬と同じ 4番 オークス馬 優勝  
        後藤のGⅠ JCダート と同じ馬番再現 
        後藤のGⅠ馬と同じ 4枠 レコルト馬
 
 
  小倉メイン 後藤最後の騎乗レースと同じ枠連再現    
 
 
  阪急杯   後藤暴行事件の週の、メイン重賞の同じ枠連再現  
 
 
 
 実に、両重賞を両睨みすれば、昨日の中山記念が皐月賞馬と牝馬クラシック馬の激突、ワンツー。阪急杯が、同様の皐月賞馬と牝馬クラシック馬激突、ワンツーの札幌記念の再現。しかも、ファレノプシス ヌーヴォレコルト ともにローズステークスの優勝馬である点も合致する。
 
 
 
 
 
 わたくしの申し上げてきていることの意味がお解かり頂けるだろうか。
 
 要するに、JRA所属「暴行青年」の「乱行」を一挙に映し出した週末のメイン競走の結末である、恰も
 
 
   後藤騎手の死去を前提に、構成、演出、再現された日曜競馬  
 
 
 これだと言い切ってもいいレース結果ではなかろうか。
 
 何故、こう見えるのか? 後藤騎手が突然、誰も予期し得ない自殺に及んだので、急遽、この演出を施したのか?
 
 
 後藤が死去したから、GⅠ5勝の内の2つに共通する 4番7番(=11頭立て4番18番) の馬番で、後藤暴行の週のメインと同じ、皐月賞馬と牝馬クラシック馬の激突レースを演出し、勝ち馬はこれまた後藤GⅠの勝ち馬の1頭と同じ レコルト馬。おまけに後藤が退場した週、後藤をGⅠ大舞台で落馬に追い込み、自らは騎乗停止処分を食らった岩田が代理で優勝してみせる。
 
 その上、後藤最後の騎乗レース枠連を再現し、後藤暴行の週のメイン重賞の枠連もまた再現せしめる。
 
  
 
 わたくしは 後藤はGⅠ5勝と記したが、これは中央に限った話。彼の最初のGⅠ勝利は
 
 
   2000年 第13回 マイルチャンピオンシップ南部杯
 
   優勝 13番 ゴールドティアラ    後藤浩輝  松田国英  
 
 
 
 この13番ゼッケンであり、これが阪急杯の優勝 7枠13番 ダイワマッジョーレ この13番ゼッケンで再現もされた。
 
 
 
 
 
 ここまでデータ、レース結果と云う事実に基づく検証を積むと、わたくしの結論として赴くところは一つ。
 
 
 最大の前提は、川崎で少年が少年を殺害した、日本全国を震撼させた騒動の週。その発見、捜査、そして主要な容疑者の身柄確保など事件が急展開した週。中央競馬会の取ったこの「事件映し出し」の方策は、ただ1つだったのである。
 
 
 
 独身寮である、美浦の「若駒寮」での出来事の真相、詳細はわたくしども一般のファンには窺い知れない。しかし、この故・後藤ジョッキーは、木刀で後輩騎手を殴打し、理由はどうあれ、怪我を負わせた人物であり、明るく、底抜けでひょうきんとされる人物像は一面として、ワイルドで、ラフであり、「寄らばキレル」タイプのジョッキー仲間で、出来得るのなら、サークル内で、特に監督側、職制上の上位者から見たら、排除したい人物であった、と云うことだ。最もこのラフを受け止めるのは、云うまでも無く下級生、後輩の筈である。馬鹿陽気な明るい先輩のTV出演中の姿を見て、黙して語れず。
 
 我われは木刀での殴打、傷害と云う荒行しか知らせられないが、目立たぬ、人に知られぬ日常の荒行がかなり目立ち、ひょっとして騎乗中にも、これが目立つメンバー、クラスメートだったのではなかろうか。もし、ちょっとでも気に食わないと、同居者にも手を・・・ 
 
 
 以前から、ずっと次のように解釈していた、
 
 
   後藤騎手の使用する騎乗時の帽子の 紐の白  
 
 
 多くのジョッキーが、黒系で同じ色なのに、後藤だけが白い紐のヘルメットを使用し、わたくしはある種のレース中の指標。騎乗中、即ちレースと云う同じ「演劇」で出演中の別の仲間からある種の目印として、この後藤だけが識別できるよう彼だけこの白い紐のヘルメットを被されていると解釈していた。実は、出走メンバーの中に演出役、プレーイングマネージャー、言わば現場監督が騎乗、ともに出走しているのである。何故、武豊が余り勝たなくなったのか?勝ち役から演出役、若手の育成役に「出世」したからである。
 
 今回、武豊騎手会長は、思い当たる節は無い、とコメントした。
 現場の監督的立場の者として、当然の、渉外担当者らしい、会社側に立った対応と言える。
 
 
 ただ、今回のことで後藤の白い帽子の紐。これが、ワイルドで危険なレース中の、誰しもが識別可能な「指標」である、との結論に至った。
 
 
 
 ここまで書いて好いのかどうか、解からないが、全部策謀である。
 
 
 JRAは、世の中の動きを写すのである。
 
 
 真夜中と早朝。一般人の見えない世界が、展開し、世間沙汰として処理される。
 
 
 わたくしは別にミステリー作家仕立て、気取りでお話ししているつもりは無く、単なる、独り言である。
 
 
 
 

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