覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

近藤サト

2015年03月10日 07時55分28秒 | Weblog
 
 隠れたテーマ人物が浮かび上がってきた。2月21日のことだったから、演出を凝らすにも少し時間を要した。翌日、2月22日には
 
   小倉 3R 
 
   1着 2枠 4番 ラブローレル    松岡  森田直行厩舎
   2着 6枠12番 キャロライン    中谷  矢作芳人厩舎 
 
 このレース結果があり、ここで 枠連 2-6 4番12番 を提示して置いた訳だ。さらにこの日、フェブラリーステークス 当日だが、小倉大賞典 では
 
   2着 1枠 2番 コスモソーンパーク     池上昌弘厩舎 
 
 この6番人気発射も寄り添わせていた。
 
 わたくしも、この訃報の週、これが キーワード一文字 で演出されることを、この場でも伏字で申し上げて置いた。この一文字とは 寿 である。
 
 
 これらを下拵えした上で、先週を迎えた訳である。
 
  土曜  オーシャンS  枠連 2-6  4番12番
 
 
  日曜  大阪城S    優勝 ヒストリカル  馬主・近藤英子
      弥生賞     優勝 サトノクラウン           
 
 
 
 そうなると、この前哨戦。重賞ウィナー7頭の激戦を制した、サトノクラウン。実は、今年のクラシック全体の主役たり得ない存在なのだろうか? 偶々合致したのか?
 
 
 先ず、今年の1月10日 
 
    寿ステークス  優勝 4番 マテンロウボス   
 
 またこのレースでは、11頭立て1番 ミヤジジャスパー 池添謙一 が競走中止していたから、12番目の池添 = 東京でのオルフェーヴルの皐月賞ゼッケン で、おめでたくないものの代表として、この寿のレースで、震災4周年を映し出し、少なくともその準備をしていた事が解かる。なるほど、お正月の賀のレースで、大震災4周年の下拵え。流石、家元。芸が細かい。
 
 
 正体を、展べよう。
 
 
   第十代 坂東三津五郎  本名 守田寿   2月21日 死去 
       屋号 大和屋   歌舞伎役者 日本舞踊坂東流家元 
 
   妻   寿ひづる(最初、元宝塚)  近藤サト(2番目 アナウンサー) 
 
 
 殊に離婚してはしまっていたが、この二番目の妻、略奪愛として著名。話題となったカップルである。 
 
 
 
 かねて病状のことは判っていたのだろうが、先月21日すい臓癌で死去。速やかだったが、翌日の小倉3Rと云う平場で
 
   森田厩舎 優勝    枠連 2-6  4番12番 
 
 これが、同じ 守田さん死去 この追悼かつ予告。そしてその日のメイン重賞で2着が池上厩舎 コスモソーンパーク(棘の園) だったことは、役者としての苦闘の日々と最後の病床、闘病の日々を表わしたものだったろう。代々必ずしも主役、立ち役として、大舞台を務める家柄ではなかったからだ。訃報後直ぐ、
 
 
   従妹 女優・池上季実子   インタビュー 
 
 
 無論、東京に出てきて、TVドラマ『愛と誠』主演の前、三津五郎さん宅、当時はまだ坂東八十助(やそすけ)だったが、その家に寄宿し、生涯「お兄ちゃん」と呼んでいたと云う。かくして
 
 
   2月21日 死去
   2月22日 本名と同じ 守田(森田)の発射 
         従妹・池上の重賞2着
 
 その上で、翌週
 
   3月 1日 阪急杯 ダイワマッジョーレ 優勝 = 屋号・大和
 
 
 迎えたのが先週土日だった。
 
 恐らくは、先ずオリジナル脚本として、3・11直前の開催週、オルフェーヴルの皐月賞と同じ 枠連 2-6 4番12番 を出す積もりで居た向こう。
 
 これを土曜 オーシャン で成就し、仕上げの翌日日曜、無論、わたくしも結構好みで視聴しているのが、故人が日本各地の城を廻る紀行番組だが、
 
 
   故・坂東三津五郎    趣味 日本の城 
 
   BS朝日「坂東三津五郎が行く 日本の城ミステリー紀行」 
 
 
 この愛好を前提に、狙い済ました日曜(一昨日)メインの揃い踏み。
 
   大阪城ステークス 優勝 ヒストリカル    馬主・近藤英子 
   弥生賞      優勝 サトノクラウン
 
 
 誰がどう見ても、近藤さんとサトノ = 近藤サト(二番目の妻) 造型で終わる。大和屋~!
 
 
 わたくしも終わってから気付いたのだが、日曜中山3R わたくしは、この日、皆様方には人気のこの1頭、今日は不要だろうと申し上げていた1頭に、勝たれてしまった。
 
  日曜中山 3R 
 
   1着 7枠13番 アオイオンリーワン   1番人気  単 220円
   2着 6枠11番 デルマサンダユウ   15番人気 
 
 
 実に、2.2倍の人気が勝ちながら、馬番 12750円 の高配当。
 
 それ以上に、
 
   大阪城のレースの日、徳川の紋所・葵(あおい)は不要
 
 こう皆様方に断言しながら、勝たれてしまった身としては、無論腕組みだったが、2着馬を見て、納得が行った。
 
    サンダユウ  →  百地三太夫(伊賀忍者のマスター、大師匠)
 
 
 この ももち さんだゆう の弟子が、石川五右衛門 そして真田十勇士の一人、雲隠才蔵 なのだから、要するにこの日曜中山3Rの正体は
 
     葵の御紋 と 雲隠才蔵(真田)の師匠 
 
 この決着は、大阪に不似合いなどころか、大阪城をめぐる攻防、徳川 VS 真田 この虚々実々の駆け引き。大阪冬の陣、夏の陣を通じた、攻防戦の映し出しレースである。納得。
 
 このようなことをも思い廻らしていた、大阪城の日。日本の代表的な「城郭ファン」の訃報を映す、近藤さんとサトが勝った日曜日だった。ヒストリカル とは、確かに名優ではあるが、十代目を指すのよりも、天下の名城・大阪城の形容だろう。無論、歴史的大震災を見据えていたことも事実。
 
 
 訃報も重なったのだが、これほどまでに、追悼、追慕の念を贈られた、故・三津五郎さん。この仕掛けのルーツは無論、この方の長い間、若い頃のお名前
 
 
    坂東八十    ばんどう やそすけ 
 
 
    80  =  第80回 ダービー 優勝   キズナ   
 
 
 これが大震災に寄り添い、被災地の合言葉から命名されたサラブレッドであり、2013年の春。震災から2年を経て、被災地福島出身の西田敏行をプレゼンターに迎えたダービーで勝利して見せた、復興支援馬。これと重なる俳優さんだったからであろう。一俳優ではなく、大和屋の大旦那、歌舞伎界でも屈指の人気立ち役だった。
 
 古めかしい古典を紐解くと、「八十島かけて・・」などの記述に出くわすが、これは島国たる我が国のことで、日本中にかけて、と云うくらいの意味である。
 キズナダービーの2着 エピファネイア の同枠に タマモベストプレイ これが「最高舞台」と云うほどの意味だが、シェイクスピア劇との同居で、正しく舞台人を暗示していた。
 
 
 結局は、何故、先週が元フジTVアナ、近藤サトさんの(ご本人も気付いておられまいが)日だったかと云えば、
 
 
    第10回 夕刊フジ賞オーシャンステークス 
 
    = 第代 坂東三津五郎 の元妻 フジ局アナ 
 
 
 これを映し出す人物こそ 近藤サト さん だったわけだ。
 
 
 4周年の記念日、追悼再び、また未だに・・・と云う現地の状況に日本中が思いを致す直前、符丁で使われた俳優・故坂東三津五郎(八十助)への思いが、震災の思い出と重ねられた。
 
 
 
 
 
 今年のダービーは 第82回 一体、何が隠しテーマとなっているのか。
 
 まつわる人物とは一体誰なのか。今から思い巡らせておくことで、強靭に戦えることになる。
 
 
 
 私どもが承知している、去年 第81回 ダービー この正体を申し上げよう。
 
 
 我われの解釈では、去年のダービー馬、去年の競馬の祭典に相応しい最大人物とは
 
 
    葛西紀明   ソチ五輪日本代表選手  通称 レジェンド 
 
 
 ただ唯一無二。この人物の写し出しレースだったと見ている。ソチを思い出されれば、高梨沙羅 浅田真央 羽生結弦 そしてレジェンド葛西。一週前オークスだが
 
 
  1着 5枠 9番 ヌーヴォレコルト   新記録 
  2着 5枠10番 ハープスター     琴座   
 
 
 これは、SPで当時世界最高記録を叩き出し、そのままの勢いで遂に日本唯一の金に届いた羽生くんの活躍写し。そして、祇園精舎の鐘の声~沙羅双樹の花の色~ この『平家物語』を語る琵琶法師に高梨沙羅を重ね、絶対女王でありながらソチ本番でメダルを逸した無冠のW杯王者の落鉄2着どまり。
 
 加えて、金には至らずとも、毎回の冬季五輪で生まれる金メダリストの数々はさて、かくも長らく世界の第一線で活躍を続け、7度にわたる五輪出場史上最年長メダリストの記録を保持する、日本だけ、ただこの人物だけ。唯一無二の存在。
 
 ソチの結末を見て、JRAはこのダービー馬を決定したと見る。世間一般に知られざる大きな背景は
 
 
  1944年 6月6日   久米田正明 さん(馬主)   誕生 
  1972年 6月6日   葛西紀明 スキージャンパー  誕生 
 
 
 この、誕生日の一致にある。無論、久米田さんは冠号・ロジの馬主さん。
 
 
   2009年ダービー  1枠 ロジユニヴァース  優勝
               騎手 横山典弘   馬主 久米田正明
 
   2014年ダービー  1枠 ワンアンドオンリー 優勝 
               騎手 横山典弘 
 
 
 去年は2着 イスラボニータ とて、トレーナー栗田博憲(ひろのり) 
 
 
 のりひろひろのりのダービーで、この のりのダービー とは、スキージャンプ界にとどまらず、世界のアスリートを見渡し、日本の
 
 
    唯一無二の のり   = レジェンド葛西 のりあき  
 
 
 これを写し出したレースだったと見做す。だから、同じ誕生日の馬主さんを介し、
 
 
    同じ 1枠の横山のり 
 
 
だった訳だ。金メダルを次々奪取する選手ではないだけに、比較的今後も地味なダービー馬の筈である。
    
 
 
 ダービーで6・6 と云えば、1999年6月6日の 66回 ダービー アドマイヤベガ だが、この馬と同じ 1枠2番 での優勝だったのだから、ベースに6月6日。この共通誕生日が置かれていたことは間違い無し。
 
 
 
 
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    sir_delacroix@yahoo.co.jp     まで
 
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 御登録中の皆様方。あの3月のあのアイテムから、今週、最も期待するレースは
 
   
 
   第49回 フィリーズレビュー  【桜花賞トライアル】
 
 
である。申し上げた通り 過去17年で16回の連動レース に加え、あのアイテムから浮かぶあるレース。これが中山牝馬ステークスの週とも合致し、絶対的な手掛かりだと判断している。ヤ〇・・・・・・〇 ですよ! いずれ、今週、お伝え致しますが。
 
 
 非常に楽しみである。
 
 
 今年固有のサイン馬1頭、昨夜情報下さいました方。ありがとうございました。
 勉強させて頂きました。
 
 
 柴山雄一騎手に続き、あのジョッキー。当然考えることになる。
 
 
 
 

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