有馬記念 発射位置は？

　発売された『優駿』１月号。今週の有馬記念は第５５回。
　５５ページを見るが、何故、シンボリルドルフ　この名馬が提示されているのだろう。

　有馬記念を連覇した名馬だから、今年も連覇で　ドリームジャーニー　が来る、このような考え方は１つで、もしそうならそれなりの傍証が伴うはずである。

　１月号表紙　中央がファン投票１位で１番人気が確実視されるブエナビスタ。これは不思議なし。が、何故並んだ５頭の内、３頭までが白い帽子＝１枠なのか。が、これもそれぞれ天皇賞・秋　ダービー　ジャパンカップ　での出走枠が１枠なので、まあ、格別１枠の強調とも思われない。ただ、ヴィクトワールピサ　は皐月賞勝利は７枠で、１枠JCは３着までなので、やや不審。

　もう１つの該当２７ページ　ここが史上の牝馬の有馬制覇で　トウメイ　ダイワスカーレット　これで矢張り牝馬ブエナビスタだと考えるのは、聊か甘過ぎる。それほど単純なのだろうか？


　何故、１月号で　ファン投票の歴史を振り返る、この特集が組まれているのか

　何故、有馬記念当日、小倉メインが、１１年ぶりに行われる　宗像特別　なのか

　何故、１２ページ　サラブレッドが綾なす奇跡の瞬間を見届けよ！　の見出しなのか


　以上からわたくしは調べ上げ、今朝も同じ結論＝１頭に到達した。５５ページ　ルドルフの展示がJC当日の　東京競馬場　ローズガーデン　である。これで　ローズキングダムだ　との判断は、もうジャパンカップで使われた事柄である。

　この年末の大一番、出馬表発表は明後日木曜だが、わたくしは出馬表前に　〇枠〇番　が発射だとの見解を申し上げたいが、どうしようか、迷う。いずれ、どの馬が配置されようが、この考え方を必ずお話しするからだ。

　繰り返し申し上げる。

　やっぱりブエナビスタ強かった！！　このような有馬記念ではない。

　１３ページに明記されている。

　　　有馬記念は時として奇跡を呼び起こし
　　　　　　　　　　　時として悲劇をも生み出す摩訶不思議なレース


　　　何が起こるかわからない、正に筋書きのないドラマの代表格　・・・


　このような書き方は、結末を知った上で演出している立場からすると、あっと仰天の仕掛けを準備し、てぐすね引いている楽しみの予告である。不思議　悲劇　とは？

　世界一売り上げの大きなレースだという、日本の年末の有馬記念　


　去年は、〇枠だと見てそう申し上げ、もしそれが囮なら　１－５　だと申し、１－５　だった。

　一昨年は　ダイワスカーレット不動の本命。当日の出馬表で異様に同じジョッキーの同居が目立ち、その解明が付かぬまま、８枠中心の情報を申し上げ、結局、その同居が多くが不発で　同居　＝　ゾロ目　８－８　で１番人気と最低人気の決着だった。
　その前の年は、ズバリ　マツリダゴッホ　この２枠中心で　２－４　大本線を申し上げそのまま。メイショウサムソンやウオッカを押さえなくて好いかの問い掛けを沢山頂いたが、一顧だにしなかった。

　聊か思い出を語ると、この２００７年は、ポスターで　アイ・ラブ・ユー　をJRAが示し、尾崎豊の歌で武豊サムソンだという意見も伺ったが、わたくしは違う見解だった。何故、この年の有馬で、あのシーザスターズで花道を飾ったアイルランド（愛国）のマイケル・キネーンを呼んで４枠に同居させるのか。そして、該当『優駿』で、第１回　有馬　優勝の蛯名武五郎　を示すのか。その馬主が、新田松江さんで、島根県松江の著名人、小泉八雲（ラフカディオ・ハーン）と云うアイルランド帰化人を踏まえ、当日（２００７年１２月２３日）の出馬表で、４枠に　テイエムハーン　そしてセツ（夫人・小泉セツ）と云う名の１頭を分散配置したのか。愛・ラブ・ユーは愛国騎手を同居させた、この４枠の訴えだった。蛯名ゴッホの２枠との　２－４　わたくしにも会心のレースだった。ゴッホは３７歳で猟銃自殺したが、同じ時期、３７歳の暴漢が長崎でスポーツジムに乱入し、同じく銃砲で自殺していた。その人物の名はマサヨシという。マサヨシ　＝　蛯名正義　馬番　３番７番　

　そして最大の謎。何故、年末中山競馬場のお祭り騒ぎ、有馬記念そのものとも言える、ナカヤマフェスタ　が出ないのか。凱旋門賞後、JCで惨敗で体調不良だとか何とか、理由は付けられているが、要するにJRA初め、競馬界トータルの意向として出走させないのである。この根拠は？　

　出馬表が出てからばたばたしてももう遅い。結論は熟成させ、寝かせる。数昼夜だが　・・・

　ルドルフはサンタの橇を引くトナカイの名である。そのようなことで有馬記念でルドルフが勝った時代とは違うのである。矢張りあの馬なのだよ。みなさま