バラードの余韻

　無論日曜出馬表の中の次の配置　日曜中山７Ｒ　

　　　６枠１１番　アンタノバラード　　　　４番人気　　６着　　　
　　　６枠１２番　ダノンティアラ　　　　　６番人気　　７着　

　無論、あの　ゴールドシップ　最初の　宝塚記念　の２着に寄り添った　

　　　　ダノンバラード　　　　　　　池江泰寿　厩舎　　　

　この分散配置、即ち強調である。この馬自身　２０１３年　オールカマー　１番人気　で出走した戦歴があり、この折は　５枠９番　川田将雅　３着。

　そしてこの馬の勝利した重賞実績から　

　　　２０１３年　第５４回　アメリカジョッキークラブカップ　　

　　　　　優勝　　ダノンバラード　　　　　　枠連　３－５　　　３番　５番　１２頭　

　当然、これも踏まえ

　　　２０２３年　第７１回　神戸新聞杯　

　　　　　優勝　　サトノグランツ　　　　　　枠連　３－５　　　３番　６番　１３頭　

　これは視界の中、狙い目の１つ。逃す訳無し。上記　ダノンバラード　を造型した　中山７Ｒ　もまた　枠連　３－５　６番９番　に終わり、この　３－５　あっさりと云うサインだった。この事を露骨に教える為に　オールカマー　６枠に今年の　アメリカジョッキークラブカップ　１・２着　ノースブリッジ　エヒト　を同居させていたと云う仕掛けもあった。

　そしてもう一丁かもと見たこの　ダノンバラード　もう１つの重賞勝利が

　　　２０１０年　第２７回　ラジオＮＩＫＫＥＩ杯２歳ステークス　

　　　　　優勝　　ダノンバラード　　　　　　枠連　２－５　　　８番　２番　１５頭　

　こちらは昨日、もう１つの重賞

　　　２０２３年　第６９回　オールカマー　

　　　　　優勝　　ローシャムパーク　　　　　馬連　１３番　２番　　３着　８番　

　これで　２・３着　止まり。仔細に見ると、この　ダノンバラード　勝利の２歳重賞。３着　２枠３番　コティリオン　ルメール　だったが、これがリベンジで勝利すると云う格好であり

　　　２０１０年　ラジオＮＩＫＫＥＩ杯２歳　　　２番　８番　と　ルメール　３着

　　　２０２３年　オールカマー　　　　　　　　　２番　８番　と　ルメール　優勝　

　この　上位１～３着　は順位を入換え、上演した再現劇だった。

　この　ダノンバラード　サインが際立っていると見えたので、昨日、わたくしの情報メールタイトルも　

　　　流れるバラード　　

だった。

　　　２０１０年　ラジオＮＩＫＫＥＩ杯２歳　　

　　　　　　５枠　８番　ダノンバラード　　　　　池江泰寿　厩舎　　４番人気　優勝　

　　　２０２３年　オールカマー　

　　　　　　５枠　８番　ゼッフィーロ　　　　　　池江泰寿　厩舎　　７番人気　３着　

　上手にこの同じ　５枠　池江ジュニア　厩舎　も肩すかしされた格好。まあ　３着以内　で狙うと云う手もあったがな。結局　ダノンバラード出走の　オールカマー　と同じく、昨日　オールカマー　５枠　池江泰寿　厩舎　の馬は　３着まで、と云うシナリオ通り。

　向こう（＝ＪＲＡ演出側）の遣り口。なかなか味がある。後者　オールカマー　ニアピンで獲れなかったが、似たサインでズバリ獲れることもまた近い内と解かっている。



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