季節はずれのインテルメッツォ(続)

音楽、文学、絵画、スポーツ、シェパード等々についての雑記帖。

平均律第1巻No.8

2020年05月03日 | 音楽
https://youtu.be/5Em_c80KHPM

この曲についてワーグナーが褒め称えている。グールドはそれを意識してか、言われるほど傑作とは思わないと言う。

しかしプレリュードが特異な印象を与えるのは否定できない。ここではフーガのレッスンの一部を紹介する。僕はこの曲を大変好きなのだ。

この曲はクラヴィコードで弾かれると美しい。あるいは合唱でも良いだろう。カンタータの冒頭にあっても不思議ではない。
チェンバロで弾かれたことを過度に意識してはならないと思う。