私は関西の出身で、年に一度、たいていの場合年末には帰省するのが私の1年のパターンになっていたのですが、ここ数年、様々な事情から帰省を控えていました。
私のような旅行に関わる仕事をしている人間にとっては、年末年始やゴールデンウィークなどのピークに関わるシーズンは自分の手配をしている気持ちの余裕がありません。クリスマスも過ぎた頃にようやく帰省のことを考え始める時期になります。
今までは車を利用する事も多かったのですが、ETCを装備していない車で高い高速料金を払って、なおかつ渋滞に巻き込まれるのはどうも不条理な気分。夜行バスや”ムーンライトながら”は当然、もう予約が空いていません。せっかく時間的制約無く500kmも移動するせっかくの機会に、新幹線のような”移動手段”に過ぎない乗り物を利用するのは、いかにも勿体ない。
そこで結論。青春18きっぷを使っての、"東海道線普通列車乗り継ぎの旅"での帰省と相成りました。新幹線では3時間弱ですっ飛んでしまう旅を、10時間かけて楽しめる贅沢なコース。
一昔前なら時刻表を抱えての旅なのですが、インターネットは便利なもので、路線検索で探したいくつかの乗り継ぎ情報をバッグに放り込んで出かけます。もう少し若い頃なら、これすらも持っていなかったと思いますが、とりあえず今回は郷里には帰りつかねばなりませんから、最低限の情報だけは握っての旅です。
幸い、往路も復路も基本的に天候が良く、新幹線ではあっという間に過ぎてしまう富士山の美しい姿も満喫。太平洋の風景に至っては、成田空港に着陸する前に飛行機から見る以外、十数年ぶりに見たのではないかと思います。自分で運転しているわけではないので、本を読んだり、居眠りしたり、車で移動するよりはずっと楽。ただ、往路はインターネットの情報だけでの移動は効率が良すぎて、時刻表を持っていない私にはアドリブが効かせられなかったのが少し残念。年老いた両親の家を訪れるのに、あまり到着が遅くなるのはよろしくないので、往路は少し自由を捨てて、効率の良い乗り換えを守り続けます。
年が明けての帰り道。往路で路線の地名の位置関係などが漠然とイメージできるようになった事を生かして、今度は情報無しでの上り線。少し余裕をもって、午前中の関西出発。だいたい10時間では帰れるので、10時に現地を出れば途中2時間位無駄な時間ができても22時頃には帰れる計算。今度の手掛かりは1つだけ。東海道線上りを乗り継ぎ続けて、最後は湘南新宿ラインで池袋へ出るという事。手掛かりという言い方もできますし、自分を縛る条件という言い方もできます。往路では区間や時刻が決まっていたのに対して、復路は”ちゃんと帰れるのか”という若干の不安は抱えながらも、結局とても自由で伸びやかな気分の気ままな列車の旅でありました。
情報がある事による安心感。でも情報に縛られ、それに従わないと不安に陥るという不自由さ。
情報が無いことの不安感、でも情報がないから従わなくてはならないものも無いという自由。
この2つはどんな旅にも付きまとうジレンマなのだという事を再認識。この2つのバランスを自分に快適なように上手く保つ事が、旅を楽しむための重要な要素なのではないかと思ったのでありました。
私のような旅行に関わる仕事をしている人間にとっては、年末年始やゴールデンウィークなどのピークに関わるシーズンは自分の手配をしている気持ちの余裕がありません。クリスマスも過ぎた頃にようやく帰省のことを考え始める時期になります。
今までは車を利用する事も多かったのですが、ETCを装備していない車で高い高速料金を払って、なおかつ渋滞に巻き込まれるのはどうも不条理な気分。夜行バスや”ムーンライトながら”は当然、もう予約が空いていません。せっかく時間的制約無く500kmも移動するせっかくの機会に、新幹線のような”移動手段”に過ぎない乗り物を利用するのは、いかにも勿体ない。
そこで結論。青春18きっぷを使っての、"東海道線普通列車乗り継ぎの旅"での帰省と相成りました。新幹線では3時間弱ですっ飛んでしまう旅を、10時間かけて楽しめる贅沢なコース。
一昔前なら時刻表を抱えての旅なのですが、インターネットは便利なもので、路線検索で探したいくつかの乗り継ぎ情報をバッグに放り込んで出かけます。もう少し若い頃なら、これすらも持っていなかったと思いますが、とりあえず今回は郷里には帰りつかねばなりませんから、最低限の情報だけは握っての旅です。
幸い、往路も復路も基本的に天候が良く、新幹線ではあっという間に過ぎてしまう富士山の美しい姿も満喫。太平洋の風景に至っては、成田空港に着陸する前に飛行機から見る以外、十数年ぶりに見たのではないかと思います。自分で運転しているわけではないので、本を読んだり、居眠りしたり、車で移動するよりはずっと楽。ただ、往路はインターネットの情報だけでの移動は効率が良すぎて、時刻表を持っていない私にはアドリブが効かせられなかったのが少し残念。年老いた両親の家を訪れるのに、あまり到着が遅くなるのはよろしくないので、往路は少し自由を捨てて、効率の良い乗り換えを守り続けます。
年が明けての帰り道。往路で路線の地名の位置関係などが漠然とイメージできるようになった事を生かして、今度は情報無しでの上り線。少し余裕をもって、午前中の関西出発。だいたい10時間では帰れるので、10時に現地を出れば途中2時間位無駄な時間ができても22時頃には帰れる計算。今度の手掛かりは1つだけ。東海道線上りを乗り継ぎ続けて、最後は湘南新宿ラインで池袋へ出るという事。手掛かりという言い方もできますし、自分を縛る条件という言い方もできます。往路では区間や時刻が決まっていたのに対して、復路は”ちゃんと帰れるのか”という若干の不安は抱えながらも、結局とても自由で伸びやかな気分の気ままな列車の旅でありました。
情報がある事による安心感。でも情報に縛られ、それに従わないと不安に陥るという不自由さ。
情報が無いことの不安感、でも情報がないから従わなくてはならないものも無いという自由。
この2つはどんな旅にも付きまとうジレンマなのだという事を再認識。この2つのバランスを自分に快適なように上手く保つ事が、旅を楽しむための重要な要素なのではないかと思ったのでありました。
無事引っ越しも終わったようですね
「青春18きっぷ」ってまだあったんですね。
ってオジサンも使っていいのかと思ったら、「永遠の18歳は利用可」って、JRのHPに書いてありました(ウソです)
新事務所に襲撃、もとい、甘いもの持って伺いますのでヨロシク♪
青春18きっぷは、青春でなくても、18でなくても使えます。事実、私は青春も18も遠い昔の事ですが、合法的に購入できました。
この事実があまり公表されていないのは、あまりにお得すぎる切符だからかも。
甘いもの、楽しみにしています。