
企画段階で決めたアウトラインには実は1箇所裏計画がありました。初日は東京からバンコク飛んで、その足で夜行バスを使って一気にチェンマイまで移動をかける事になっているのですが、可能であれば夜行列車の寝台車に飛び乗りたいと考えていました。
17年振りに訪れるバンコクは空港もドンムアンから新空港に変わっており、馴染の29番の市バスで市内へ出る事もできません。このような事は事前に調べる事もできるわけですが、今回の企画のポリシーを考えてグッと我慢してきた私は空港で市内への交通手段を調査します。市バス、タクシー、トゥクトゥクなどの手段があるのですが、この旅のアイデアに沿うなら市バスです。ところがご参加のうちのお一人の荷物はスーツケース。念のため市バスの混み具合を確認しにいってみると、それほど混雑はしていないようなので、市バスを使う事にしました。
市バスで駅へ出るには戦勝記念塔で乗り換える必要があります。戦勝記念塔の周囲をとりまくロータリーは各方面へ向かうバス停を兼ねており、その周囲に広がるマーケットへ立ち入る人々と、バス停を出入りするバスやロータリーを通過する各種の車でごった返しています。ここをスーツケースや大きな荷物を持って大きく移動するのは危険と判断。戦勝記念塔でタクシーを捕まえる事にしました。
少し人込みを抜けたところでタクシーを捕まえ、駅へ行くように伝えます。昔はここで必ず料金交渉だったのですが、タクシーにメーターがついている事で油断していると、タクシードライバーは走り出すとすぐに"今、渋滞しているから、メーターとは関係なく300バーツ払ってほしい"と言い始めました。助手席に座っていた私は昔覚えた片言のタイ語と日本語と英語をとり混ぜながら"メーターがあるんだから、メーターで行ってよ。"
結局、全く払う気がなさそうな私に諦めた風情のドライバー。駅でタクシーを降りながら、メーターの金額に、ポケットの小銭をプラスして"You are good driver、Thank you"と手渡すと、"You happy.I not happy"とさみしそうな顔をしながらも、握手して別れました。
ホアラムポーン駅でチェンマイ行きの夜行列車の状況を確認すると、私の狙っていた2等寝台は満席。1等個室が2部屋あるとの事なので、やむを得ず1等を2部屋確保。駅で夕食を捕った後、快適な1等寝台での13時間の旅となりました。
この日の移動はいつもスローな旅しかしてこなかった私にとっては離れ技的な迅速な移動で、計画段階では不安を感じていた部分であっただけに順調な滑り出しに成功したと言えます。
17年振りに訪れるバンコクは空港もドンムアンから新空港に変わっており、馴染の29番の市バスで市内へ出る事もできません。このような事は事前に調べる事もできるわけですが、今回の企画のポリシーを考えてグッと我慢してきた私は空港で市内への交通手段を調査します。市バス、タクシー、トゥクトゥクなどの手段があるのですが、この旅のアイデアに沿うなら市バスです。ところがご参加のうちのお一人の荷物はスーツケース。念のため市バスの混み具合を確認しにいってみると、それほど混雑はしていないようなので、市バスを使う事にしました。
市バスで駅へ出るには戦勝記念塔で乗り換える必要があります。戦勝記念塔の周囲をとりまくロータリーは各方面へ向かうバス停を兼ねており、その周囲に広がるマーケットへ立ち入る人々と、バス停を出入りするバスやロータリーを通過する各種の車でごった返しています。ここをスーツケースや大きな荷物を持って大きく移動するのは危険と判断。戦勝記念塔でタクシーを捕まえる事にしました。
少し人込みを抜けたところでタクシーを捕まえ、駅へ行くように伝えます。昔はここで必ず料金交渉だったのですが、タクシーにメーターがついている事で油断していると、タクシードライバーは走り出すとすぐに"今、渋滞しているから、メーターとは関係なく300バーツ払ってほしい"と言い始めました。助手席に座っていた私は昔覚えた片言のタイ語と日本語と英語をとり混ぜながら"メーターがあるんだから、メーターで行ってよ。"
結局、全く払う気がなさそうな私に諦めた風情のドライバー。駅でタクシーを降りながら、メーターの金額に、ポケットの小銭をプラスして"You are good driver、Thank you"と手渡すと、"You happy.I not happy"とさみしそうな顔をしながらも、握手して別れました。
ホアラムポーン駅でチェンマイ行きの夜行列車の状況を確認すると、私の狙っていた2等寝台は満席。1等個室が2部屋あるとの事なので、やむを得ず1等を2部屋確保。駅で夕食を捕った後、快適な1等寝台での13時間の旅となりました。
この日の移動はいつもスローな旅しかしてこなかった私にとっては離れ技的な迅速な移動で、計画段階では不安を感じていた部分であっただけに順調な滑り出しに成功したと言えます。
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