列車の車窓から優雅に風景を楽しみながら、朝のチェンマイ駅へ到着です。この日から本格的に旅が始まります。
過去のウンチクを読んだ方はご存知の通り、私は現地調達においてかなり客引き依存度が高いのです。チェンマイ駅で探すのはまず客引き。ところが昔のようにワンサと客引きが居てくれません。ようやく見つけた客引きに話を聞いて、ゲストハウスが借り切っているミニバスに搭乗(無料)。このまま楽勝の予定だったのですが、何と客引きまで出しておきながら目的地のゲストハウスは満室です。何のための客引きだったのだか。
やむを得ず、路地裏から一本表通りへ出てみます。私はチェンマイについては少しは知識があるのですが、大きな荷物を持って移動できる距離ではありません。そうです。自由自在に旅するためには徹底した荷物のダイエットが重要なのですが、このあたりの事前説明が不足していたようです。
それでもタイとは抜群に相性が良い私の事。表通りに出た途端に客引き2号、トゥクトゥクの運転手が登場。この人物と散々話した結果、近所のゲストハウスへ連れていってくれました。若干予算オーバー、オーバークオリティではありましたが、最初の1泊なので目をつぶる事にして無事宿泊確保、あとは復路の航空券とバイクの確保を終わらせればこの旅の主要な部分は押さえたも同然です。
ゲストハウスの従業員やトゥクトゥクの運転手から、それとなくレンタルバイクの相場を聞き出しておいた私はお客様を部屋に残して偵察に。レンタルバイクショップが大量に存在するエリアに足を運びます。あまりにも多くのショップがあって、どこを選ぶか迷う所ですが、一番年寄りが店番をしている店で少し話してみると、1日100バーツと、さきほど収集してきた情報よりもだいぶ安い。"明日の朝、来るから3台用意しておいて"と約束を交わして一段落。 部屋へ戻ってお二人を朝食に誘います。当然、町のレストランです。
ドカンと氷が盛られて出されたコップに水差しから水を注いでいる私に
"この水は飲んでも大丈夫ですか?"と。
"難しい質問ですね。立場上、大丈夫ですとは言えませんねぇ。私は飲んじゃいますけどね。自己責任でどうぞ。"
お二人は少し思案した末、同じように水差しから水をコップに注いでいました。
さすがにこの企画に申し込んだだけあって、勇敢な人々です。
そうです。おなかを壊すのも旅のうち。それがこの旅のスピリット。
昼食後、復路の航空券も無事購入。荷物を縛るためのストレッチコードを忘れたという方のためにストレッチコードを探して、しばらく町をさまよいますが、見つかりません。諦めて昼食を摂った後はお昼寝タイム。ふと目を覚ますと既に外は薄暗くなっていました。
実は私は今回、忘れ物をしてきていました。何を隠そうパンツです。この日、サンデーマーケットが開かれるという話を聞いた私は一人部屋を抜け出してマーケットへ。無事パンツを仕入れた後でお二人を誘って夕食がてら再びサンデーマーケット。
昔有名だったナイトバザールは老朽化と価格の高騰で人気がなくなり、今の人気はこのマーケットという話。少しずつ雰囲気に慣れてきたお二人もそれぞれに似顔絵を書いてもらったり、石鹸の彫刻やTシャツをお土産に買い込んだり楽しんでおられる様子でした。
似顔絵といい、石鹸の彫刻といい、チェンマイを中心としたエリアは手先の器用さを発揮した商品が多く、時々、どうしても欲しくなるような物があります。
マーケットの屋台でお腹もいっぱいになり、ホテルへ向かう夜道で空を見上げると1点の赤い光が空を低空、低速で移動しています。
"あれは何かなぁ。飛行機かなぁ"
誰言うとなく皆が謎を感じます、この謎はその後、帰国直前になるまで解けない謎となりました。
過去のウンチクを読んだ方はご存知の通り、私は現地調達においてかなり客引き依存度が高いのです。チェンマイ駅で探すのはまず客引き。ところが昔のようにワンサと客引きが居てくれません。ようやく見つけた客引きに話を聞いて、ゲストハウスが借り切っているミニバスに搭乗(無料)。このまま楽勝の予定だったのですが、何と客引きまで出しておきながら目的地のゲストハウスは満室です。何のための客引きだったのだか。
やむを得ず、路地裏から一本表通りへ出てみます。私はチェンマイについては少しは知識があるのですが、大きな荷物を持って移動できる距離ではありません。そうです。自由自在に旅するためには徹底した荷物のダイエットが重要なのですが、このあたりの事前説明が不足していたようです。
それでもタイとは抜群に相性が良い私の事。表通りに出た途端に客引き2号、トゥクトゥクの運転手が登場。この人物と散々話した結果、近所のゲストハウスへ連れていってくれました。若干予算オーバー、オーバークオリティではありましたが、最初の1泊なので目をつぶる事にして無事宿泊確保、あとは復路の航空券とバイクの確保を終わらせればこの旅の主要な部分は押さえたも同然です。
ゲストハウスの従業員やトゥクトゥクの運転手から、それとなくレンタルバイクの相場を聞き出しておいた私はお客様を部屋に残して偵察に。レンタルバイクショップが大量に存在するエリアに足を運びます。あまりにも多くのショップがあって、どこを選ぶか迷う所ですが、一番年寄りが店番をしている店で少し話してみると、1日100バーツと、さきほど収集してきた情報よりもだいぶ安い。"明日の朝、来るから3台用意しておいて"と約束を交わして一段落。 部屋へ戻ってお二人を朝食に誘います。当然、町のレストランです。
ドカンと氷が盛られて出されたコップに水差しから水を注いでいる私に
"この水は飲んでも大丈夫ですか?"と。
"難しい質問ですね。立場上、大丈夫ですとは言えませんねぇ。私は飲んじゃいますけどね。自己責任でどうぞ。"
お二人は少し思案した末、同じように水差しから水をコップに注いでいました。
さすがにこの企画に申し込んだだけあって、勇敢な人々です。
そうです。おなかを壊すのも旅のうち。それがこの旅のスピリット。
昼食後、復路の航空券も無事購入。荷物を縛るためのストレッチコードを忘れたという方のためにストレッチコードを探して、しばらく町をさまよいますが、見つかりません。諦めて昼食を摂った後はお昼寝タイム。ふと目を覚ますと既に外は薄暗くなっていました。
実は私は今回、忘れ物をしてきていました。何を隠そうパンツです。この日、サンデーマーケットが開かれるという話を聞いた私は一人部屋を抜け出してマーケットへ。無事パンツを仕入れた後でお二人を誘って夕食がてら再びサンデーマーケット。
昔有名だったナイトバザールは老朽化と価格の高騰で人気がなくなり、今の人気はこのマーケットという話。少しずつ雰囲気に慣れてきたお二人もそれぞれに似顔絵を書いてもらったり、石鹸の彫刻やTシャツをお土産に買い込んだり楽しんでおられる様子でした。
似顔絵といい、石鹸の彫刻といい、チェンマイを中心としたエリアは手先の器用さを発揮した商品が多く、時々、どうしても欲しくなるような物があります。
マーケットの屋台でお腹もいっぱいになり、ホテルへ向かう夜道で空を見上げると1点の赤い光が空を低空、低速で移動しています。
"あれは何かなぁ。飛行機かなぁ"
誰言うとなく皆が謎を感じます、この謎はその後、帰国直前になるまで解けない謎となりました。
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