旅のウンチク

旅行会社の人間が描く、旅するうえでの役に立つ知識や役に立たない知識など。

第3回スーパーカブでタイ-エピローグ

2009年04月01日 | 旅の風景
 旅の楽しみの一番の部分は人との出会いにあると思います。メ・カチャンの食堂の人々や、チェンマイのサンデーマーケットで、とっても痛い思いをさせてくれたフットマッサージのおばさんなどなど、今回も様々な人と出会う事ができました。それだけなく、参加いただいたお二人との出会いというのも私にとっては貴重な体験でありました。

 第3回は今までの総決算的に上手く事が運んだ1週間でありました。実際にはもう少しハプニングがあっても良かったかもしれないなと思いますが、順調に進んだと事は好ましいことである事も間違いありませんね。

初の女性参加者の存在は、少し心配された部分もあったのですが、実際には私のイイカゲンなタイ語講座と指差しタイ語会話の本を頼りに、生き生きとバザールで料金交渉する姿は、女性には男性とはまた違った旅の楽しみ方があるということを教えていただけたようにも思えました。

Day1に書いた悩み。私がこの企画の運営になれてきてしまって、ワンパターン化をたどっているのではないかという悩みは、一応継続して存在しますが、実は今回の旅で一つの可能性を手に入れる事ができました。第4回からはルートを若干変更します。それから、燃料サーチャージの値下げのおかげで、暫定的に料金も改定しました。

 タイという国は、人々の大らかな性格のおかげで、旅の初心者にとってはとっつきやすく、また、渡航費用を含めた費用がも安くあがるなど、ちょうど良い距離感の国です。実は帰国後、マンネリ化を防止するために他の国に展開するアイデアも考えたのですが、フライト時間や費用を考えると、タイに代わる国がなかなか見つかりません。それほどタイは素敵な国だと言う事でもあります。

 というわけで、スーパーカブではなく、”仮題:徹底的にローカルな移動手段を使って旅するタイ北部&ラオス”という新たなる旅入門者向けの企画も現在考えています。


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