魚釣り
2010-11-29 | 自然
おとといのこと。21世紀淡海子ども未来会議(J21)の活動で、滋賀県南郷水産センターを訪れました。
今の琵琶湖に生きる魚類の現状や漁業について伺い、ニジマス釣りをして、それを食すというプログラム。
養殖された管理釣り場なので、餌を付けた竿をたらすと、ほんの10秒ほどで釣れてしまうのですが、それでも釣れるのは楽しい。子どもたちは歓声をあげて喜んでいます。
しかし、想像したよりもニジマスのサイズが大きく、びっくりしました。
こんな大きなのを1人1匹食べきれるのだろうかと思っていましたら、子どもたちは、自分で釣り上げたニジマスをしっかり平らげて、「美味しい!」の声。最近の子どもは魚嫌いと言いますが、やはり自分で釣った魚の味は格別のようです。
南郷水産センターは、小さい子どもの時以来で、「魚と遊べるパラダイス」の通り、小さな子どもから大人まで楽しめるパラダイスです。
金魚釣りや鯉釣り、鮒釣り、ルアー、フライなど淡水の様々な釣りや魚との触れ合いができ、混んでもいないので、ゆっくりじっくりボッーとできます。
寒くなってしまいましたが、久しぶりに瀬田川や琵琶湖へ釣りに行きたくなりました。
私が子どもの頃はまだブルーギルやブラックバスが珍しく、まだまだ多くの在来種の魚があふれていましたし、セタシジミも好きなだけ採れた記憶があります。
それがあっという間に、外来魚が増えました。また最近ではピラニアやアリゲーターガーなど家庭で飼育できなくなった熱帯魚が放流され、捕獲されるニュースも報道されています。
また、いわゆるブラックバスのオオクチバスも、フロリダバスという亜種が放流され10kgを超える世界記録の固体が釣り上げられるほどにもなってしまいました。
子どもたちの釣りも、外来魚釣りの経験ばかりです。もしかして、釣り=外来魚駆除という形で捉えている子どももいるかもしれません。
本来の楽しい、美味しい釣りに戻していきたいと思いました。
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