鮒鮨
2012-12-26 | 環境
職場の琵琶湖博物館で、夏に仕込んだ鮒鮨の樽をみんなで開けました。
切り身をいただくと、意外とあっさり。
あっさりしすぎていて、ちょっと物足りないと思うほど食べやすかったです。
卵もプチプチとした舌触り、形をしっかり残していました。
もっと漬かったものだと、トロッとしていてチーズのようなのです。
鮒鮨を食べられるようになったのは、いつからなのかなぁと思います。
子どもの頃、時々父が鮒鮨を買ってきて喜んで食べていたのを、「やめてくれー!くさい!」と避けていましたが、大人になるといつの間にやら食べられるようになり、「あっさりしている」なんてことが言えるようになりました。
鮒鮨の思い出では、研修で来た中南米の方に食べさせてみると驚いたことに「オイシイ!」の言葉が返ってきたり(その時の鮒鮨はほんとに美味しかったです)、別な機会では、漁師さんの作った鮒鮨を口に入れたのですが、理性では飲み込もうとするのですが、本能が吐き出そうとするほどのスゴイ味だったりということがありました。
子どもの頃は、臭いから始まって避けていたのですが、なんだかんだで、食べられるようになりました。
今回分けてもらった鮒鮨は、お正月にゆっくりといただこうと思います。
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