牛乳パックを原料にして紙すきを行い、紙のリサイクルについて学びました。
実施日時:2022年8月25日(木) 9:00~10:30
実施校:戸塚小学校 4~6年生 13人
教科名:社会科
講師:瀧本義継先生、牧野真知子先生
実施場所:教室
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川口市では、使い終わった紙を障がい者の方が回収する「グリーンサポート運動」を、NPO法人グリーンサポート運動推進協議会が実施しています。戸塚小学校には、「社会福祉法人ごきげんらいぶ」の皆さんが回収しに来てくれています。
今回の講師の瀧本先生は、この活動をはじめた方です。
講師である瀧本先生ご自身が手掛けられた「紙の歴史とリサイクル」という本の紹介に始まり、戸塚小学校もお世話になっている「グリーンサポート運動」についてのお話を聴きました。
その後、牛乳パックを原料にした紙すき体験をしました。
講師の牧野先生が、事前に牛乳パックをドロドロの液状にしたものを用意してくださいました。
ムラなくすけるやり方のレクチャーを受け、子どもたちも真似して手を動かします。
先生たちに教わりながら、一人2枚の紙をすいて作りました。
紙をすいたら、木の板で圧迫して水分を抜きます。水分を抜いた紙は破れないように網から剥がしてタオルでもう一度、水分を取ります。
友達と協力しながら、綺麗な紙をつくれるようにと何度も挑戦する姿もありました。
しっかりと水をきった紙を手拭いに包んでアイロンをかけてもらい、新聞紙で乾かせば完成です。
出来上がった紙を、みんな大切そうに持って帰ってくれました。
4年生では、社会で「リサイクル」を学びます。国語では、教科書に「世界にほこる和紙」という文章が掲載されていますので、今回の体験でより実感ができたのではないかと思います。(新山一葉)
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