エコライフ in かわぐち

~川口市地球温暖化防止活動推進センターのブログです~

エコ・スクールン in 戸塚小学校(サマースクール)「猫のうんち学」

2023-10-04 16:32:54 | センターの活動報告

サマースクールで、猫のうんちから環境のことを考える授業を行い、参加者にはオンラインで保護猫カフェのツアーに参加してもらいました。

 

実施日時:2023年8月29日(火) 9:00~10:30

実施校:戸塚小学校 4~6年生 14人

講師:近江和子先生

実施場所:教室

 

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「猫のうんち学」

 

まずは、先生の自己紹介から。

おうちで飼っている猫ちゃんたちを紹介してくれました。先生のご自宅には猫ちゃんが6匹一緒に暮らしているそうです!

先生の自己紹介

 

そして今日の本題、猫の「うんち」について学びます。

猫のうんちは、色、におい、かたさ、回数など、猫の健康のバロメーターとして大切な情報がいっぱい詰まっているそうです。

先生から参加者の皆に問いかける形で、猫のうんちの色やかたさについて簡単なクイズをした後、どのようなうんちが健康な状態で、一方どのようなうんちには気を付けたほうがいいのかを一緒に学びました。

その後、皆の手元に白い粘土が配られます。なにに使うんだろう...?

 

 

先生:「猫のうんちの大きさはどのくらいだと思う?みんなで作ってみよう!」

 

 

ということで、猫のうんちを実際に作ってみました!

皆思い思いの形で、個性あふれるたくさんの良いうんちができあがりました♪

ちなみに、先生が作ったお手本のうんち(どちらも粘土で作った模型で、片方は色が塗ってあるもの)を写真に撮らせてもらいました↓

 

 

※模型です※

(写真)先生がお手本で作った色々な健康状態の猫のうんち模型

 

 

猫にとってうんちは大切なものだと学んだ皆。

でも、インターネットで猫 糞(フン)と検索すると、「猫除け」「猫を寄り付かせない」など、あまりよくない検索結果がでてきます。

どうしてなんでしょう?

 

 

実は、猫には「飼い主がいる猫」と「飼い主がいない(不明の)猫」がいて、「外にいる猫」がするうんちやおしっこが、環境美化や公衆衛生(悪臭・害虫・感染症・生態系の影響など)の問題となっているそうです。

猫のうんちからそれぞれの社会・環境問題がどのように発生するのか、そのメカニズムも先生が簡単に説明してくれました。

 

そして、猫のうんちの大切さとともに、猫のうんちが適切に処理されないことで発生する環境問題について学んだ皆と一緒に、「どうしたらみんなが困らないようにできるか」を考えました。

 

解決方法として先生が教えてくれた一部を紹介します:

・家猫を外に出さない

・最後まで責任を持って飼う

・野良猫に無責任な餌やりをしない、などなど

 

 

猫のうんちと環境学についてたっぷり学んだ後、ついに、待ちに待った猫カフェオンラインツアーが始まりました!

本日ご協力いただいたのは、「保護猫カフェPorta」さん。

戸塚安行駅の近く、川口市安行藤八にあります。

(写真:保護猫カフェオンラインツアーの様子)

 

保護猫カフェの担当の方に質問をしながら、カフェの中を案内してもらいました。

 

すると、あらゆるところに猫ちゃんたちが!

 

保護猫カフェ担当者「この子は何歳でしょうか?」

参加者「7歳!9歳!」

 

カフェの担当の方からの猫ちゃん年齢クイズに対して色々な回答があるなかで、

正解として「18歳です!」と発表されたときには、みんなから「えーーーーー!」と驚きの声が。

 

「飼い主さんは何でこの子を置いて行っちゃったんだろう?」

と、みんなで一緒に考えながらツアーが進みました。

 

それぞれの猫ちゃんたちにストーリーがあり、それは決して聞いてて楽しいものばかりではありませんでしたが、

今は皆とても幸せそうに、そして元気に過ごしているようでした!

(写真)保護猫カフェの猫ちゃんの様子

 

ちなみに、このカフェには2階もあるそうで、そのことが紹介されると

「えー!2階もあるんだ!行きたいね!」

「でも僕今日塾だから行けないや、、」

など、今日行く気満々な様子が可愛らしい参加者さんたちでした。

 

 

そして猫カフェツアーも終わり、授業の最後には、

「わたしは〇〇のために〇〇をします」

というフレーズで、今日学んだことを生かして今後自分が「猫」と「環境」のためにできること・やっていきたいことをみんなに発表してもらいました。

 

(写真:最後にみんなで、自分が今後猫と環境のためにできることを考える様子)

 

「大人になったら保護猫を飼いたいと思います!」

「殺処分をなくすために活動している保護団体に募金したいと思います」

 

など、とてもすばらしいみんなの思いが続々発表されました。

 

他にも、

 

「ほかの人たちのために、落ちているうんこを拾おうと思います」

「動物や人のために、うんこを拾おうと思います」

「健康のために、外のうんこを掃除します」

 

などの意見も続々出てきて、「うんこ拾い仲間」(と最後にみんなで名づけました(笑))もたくさん生まれる、とても素敵な授業になりました。

 

(太田樹)


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