「世直し太郎」の政局斜め読み

偏向マスメディア報道の本質を直観力で読み解き、内外の話題を大胆に斬っていきます。とりわけ大中華帝国主義許すまじ!です。

どのように画策しようが現状の「大連立構想」は「国会談合」である!

2011年08月18日 | 衆参ねじれ国会問題
もう何回言っても、内向きな発想で国会に集う職業政治家の皆様にはお分かりいただけないようですので、何回でもいいます。

現時点で、与野党間で画策している大連立構想など、政治としての大義がまったくありません。

なぜなら直近2回の国政選挙(2009年衆議員選挙、2010年参議院選挙)結果を忠実に反映して現在の与野党の衆参ねじれ現象が起きているからに他なりません。

すでに多くの国民は民主党には政権担当能力がないことをに気づいています。

ただし、ポスト民主党政権に名乗りを上げるべき野党比較第一党の自民党には、政権奪取の強い意志がさっぱり見えません。これがさらなる政権交代の期待感を削いでいます。

何やら「政局」ばかり先読みして、この期に及んで与野党で何を「お手打ち」にしたいのでしょうか。そこへ来ての「大連立構想」ですから、なにかこうしっくりしません。

それに、大連立を画策している民主党の仙谷官房副長官など、言い出している人の政治思想の筋が悪すぎます。ひたすら怪しい限りです。

選挙の時だけ対決姿勢を見せて有権者を騙して当選し、後は「国会内で談合」では話になりません。

あまりにも国家の将来を見据えての骨太な議論がなさすぎです。

せいぜい本年度第三次補正予算や、来年度以降の増税話だけきめてしまおうという発想そのものが霞が関の官僚主導でがっかりします。

本来なら、大連立を言い出すなら、自主憲法制定に向けた憲法改正案の成案を受けるというような国防安全保障分野の国民的合意を取り付けるような「大きなテーマ」が必要でしょう。

とにかく、政権担当能力のない民主党を1日も早く解体に追い込み、真正保守層を糾合する連立内閣を目指さない限り日本の生き筋はないのです。

毎回結論はいっしょですが、今日もこの感を強くします。

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