「世直し太郎」の政局斜め読み

偏向マスメディア報道の本質を直観力で読み解き、内外の話題を大胆に斬っていきます。とりわけ大中華帝国主義許すまじ!です。

「武装中立」と「非武装中立」の違い分からない人のスイスを見習えは危ない論点です。

2017年09月06日 | 外交・安全保障問題
 何やら「スイスを見習ったらどうか」という論点が出ていますが、気をつけたいのはその主張には全く違う2パターンがあるということです。

まず、「スイスが永世中立国であるが故に他国からの侵略に備える強力な永世中立軍を保持する高い防衛意識が常に国民に有る」という徴兵制を前提とした「武装中立」の事実を知っている人が、「自分の国は自分で守る」という高い防衛意識を持とうという意味で言っているかどうかです。

ところが、「永世中立」という言葉の余韻だけに酔ってしまい、「非武装中立」などと言い出せば、まさにかつての旧社会党の亡霊のような存在になりますね。始めから白旗を上げる無条件降伏国家になるだけで、日本を危うくするだけの「平和ボケ」の極みであります。百害あって一利なしです。「中立」と言う名の思考停止状態ですね。「中立」を守るための不断の努力の部分を完全に見落としています。

やはり現在日本国民に求められているのは、前段の通り「自分の国は自分で守る高い防衛意識」です。本来の主権国家として当然必要な軍備に対しても十分理解する必要があります。

他国から飛んでくるミサイルに対して「断じて容認できない」と口では言いつつ、実際にやることはJアラート鳴らしてその都度国民を混乱に落とし込むだけの政府などあってはならないのです。

もしも現在このタイミングで「スイスを見習え」と本当に言うのであれば、「自らも武装する気構え、覚悟」が必要ですね。

さあ、それでも「スイスを見習え」と言いますか?


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