「世直し太郎」の政局斜め読み

偏向マスメディア報道の本質を直観力で読み解き、内外の話題を大胆に斬っていきます。とりわけ大中華帝国主義許すまじ!です。

中国の海洋戦略「排他的軍事水域の構築」の先を読め!

2013年02月08日 | 中国共産党問題
正直申しまして、中国共産党政府は、日本周辺海域の第一列島線突破のみならず、太平洋全体の権益を狙っており、その時の対峙国は、核保有国の米国でしかありません。

だから、太平洋全体の権益に対して、中共政府は同じ核保有国として米国としか対等に交渉しないと思います。(故に中国の背後にいるインドの存在が重要なのですが・・・)

特に、「EEZ(排他的経済水域)」などという自由主義圏内の価値観を幾ら持ち出しても、戦略的辺疆という中国の発想からすれば、「排他的軍事水域を創った方が勝ち」くらいにしか考えていないはずです。

あくまでも「排他的軍事水域」なるものは現時点で私の造語ですが、価値観外交より利益観外交を提唱する中共政府の私軍である人民解放軍は、軍事的利益を持って世界と交渉しようというスタンスでいることはほぼ間違いないと思います!

簡単ではありますが、太平洋全体の各国のEEZを確認しながら、ぜひ、日本は自国の権益のみならず、中国包囲網を意識した他国の権益保護という観点に立った価値観外交を引き続き進めていただきたいと思います。この点はしっかりと押さえておきたいと思います。


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