「世直し太郎」の政局斜め読み

偏向マスメディア報道の本質を直観力で読み解き、内外の話題を大胆に斬っていきます。とりわけ大中華帝国主義許すまじ!です。

天下の茶番劇「延長国会」を斜め読みする!

2012年07月01日 | 衆参ねじれ国会問題
とにかく、とりあえず衆院可決となり、舞台を参院に移した実質的な恒久増税法案である消費税増税法案ですが、成案までには暗雲たちこめています。

そのキャスティングボードを握るのは、もちろん民主党離党カードをかざして民主党執行部を揺さぶる小沢氏です。

79日間も延長した国会内で、民主党自体が衆院造反議員の制裁措置をしっかりと執行できなければ参院与党である自公は、参院での可決あいならぬと言っているわけですから、そのまま紛糾し、成案を見ないうちに会期を迎えれば、それこそ内閣不信任案提出、問責決議提出で万事休す、廃案となる可能性もあります。

その場合は、三党合意も実質的に破断するわけですから、「やはり三党合意は国民不在の国会審議だ!」と小沢氏系議員が新党を打ち立てて、さらに橋下大阪市長の維新の会の国政選挙参戦で、次期総裁選で「消費税増税の是非」を争点化すれば、少なからず自公にも影響のでる「増税容認派議員の大量落選」は十分あり得るわけです。

小沢氏はその時代の空気を確実に読んでいると思います。

行くも地獄、帰るも地獄

はたして野田首相に九死に一生を得るチャンスは訪れるのでしょうか?

管前首相のように国家規模の天変地異の発生で、政権が延命できると再び期待するなら、その発想自体が地獄的ですね。

本来は、この日本と言う国を独立国家として一人前にする憲法改正こそ争点化すべき時に、これではこまるのですが、国民を疲弊させる大増税を許さない世論作りは大切です。

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