「世直し太郎」の政局斜め読み

偏向マスメディア報道の本質を直観力で読み解き、内外の話題を大胆に斬っていきます。とりわけ大中華帝国主義許すまじ!です。

再び国連安保理は本当に必要なのか?

2012年02月09日 | 外交・安全保障問題
何かこう日本人には「国連」が崇高な理念を掲げた世界中の国々による超国家的裁定機関のような印象を持っている人がいまだにいるのではないでしょうか。

ことさら日本政府も問題にしているとは思えません。というより国連へのコミットが国際貢献のバロメーター、ステイタスのような印象があります。

しかし、そもそもUnited Nationsを国際連合などと訳しているのが間違っていて、第二次世界大戦に勝利した連合国を指しますので、むしろ中国語で言う「連合国」がより正確な訳だと言う事を指摘する人をほとんど見かけません。

この「国際連合」と「連合国」と言う言葉の持つ意味が全く違うのはお分かり頂けると思います。本当に国際連合なら、International Unionとかにしなければおかしいです。

本来国連は主権国家同士の主権と主権がぶつかり合う場で、独立国家の主権より優先する権利など存在しません。

だから一定の抑止力にはなるとは言え、北朝鮮のように制裁決議が可決しても、核開発をやめないわけです。

前回も指摘させていただいている通り、世界の平和と安全の維持に対して重大な責任を持つと言いながら、安全保障理事会の常任理事国(第二次世界大戦戦勝国で、核保有国である英・米・仏・露・中の5カ国)の意思決定に基づく裁定(拒否権含む)が事実上の最高意思決定となることを十分認識しておきたいですね。

私たちは、国連に対して「創られた印象」を受けつけられているいうことです。


【国際連合安全保障理事会】

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E9%80%A3%E5%90%88%E5%AE%89%E5%85%A8%E4%BF%9D%E9%9A%9C%E7%90%86%E4%BA%8B%E4%BC%9A

国際連合安全保障理事会(こくさいれんごうあんぜんほしょうりじかい、United Nations Security Council)は、国際連合の主要機関の一つ。

安全保障理事会は、実質的に国際連合の中で最も大きな権限を持っており、事実上の最高意思決定機関である。

国連主要機関の中で法的に国際連合加盟国を拘束する権限がある数少ない機関でもある。その目的や権限は、国際連合憲章に定められていて世界の平和と安全の維持に対して重大な責任を持つことが規定されている。

略して安全保障理事会または安保理(あんぽり)ともいわれている。






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